ニューヨーク テロ 連続爆破事件まとめ

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<最終更新2016年9月21日>

ニューヨークで起きた連続爆発テロ事件。
犯人を銃撃戦のうえ拘束。

 

爆発でのけがの多くは、爆発で飛び出た金属片によるもの。
当局によると1人が重傷となったが、18日午前までに負傷した29人全員が退院。

 

2001年の米中枢同時テロ以降、ニューヨークでは厳しい監視体制などにより、テロは押さえこまれていた。この時期は、国連総会出席のため世界各国の首脳が集結しつつあり、国連本部周辺では要所で厳重な警備が敷かれていた。

 

その厳重な警戒の中で起こった爆弾テロであった。

 

目次

9月17日 NYマンハッタン中心部で連続爆発事件発生

爆発が起きた場所(西23丁目131番地の前)は、マンハッタンの5番街といわれる非常に観光客の多いエリア。爆発現場のすぐ近くにはタイムズスクエアなどがあり、日本からの観光客も多いエリアで起きた。

 

爆発から約3時間後には、捜索中の警察官が西27丁目の6番街と7番街に挟まれた地点で、別の爆発物を発見。無事回収した。

連続して数か所でテロを行い続ける予定だったことがうかがえる。

 

爆発物は捜査当局によると、金属片がいっぱいに入った圧力鍋に、作動のための折りたたみ式携帯電話とクリスマス用装飾ライトが付いていた。西23丁目で発見された装置も同じ構造だった。

 

銃撃戦の末、アフガン出身の男を拘束

米メディアは19日、事件に関与した疑いがあるとして当局が手配したアフガニスタン出身でニュージャージー州に住む米国籍の男、アハマド・カーン・ラハミ容疑者(28)が同州の自宅近くで銃撃戦の末、拘束されたと伝えた。

連邦捜査局(FBI)と地元警察など捜査当局が同日、ラハミ容疑者の写真を公開し指名手配。また同容疑者が武装している可能性があるとして注意を呼び掛けていた。

 

イスラム過激派に共鳴

警察が、ラハミ容疑者が拘束された際に持っていたノートを押収。
ノートに書かれていたのは
◆中東のイエメンを拠点とするイスラム過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」の精神的指導者で5年前に死亡したアンワル・アウラキ容疑者や、2009年にテキサス州のアメリカ軍基地で銃を乱射して13人を殺害したイスラム教徒の男などに共鳴する内容

 

◆アフガニスタン、イラク、シリア、パレスチナで米国がムジャヒディン(イスラムの戦士)を「大量虐殺」していることに激しい怒りを記す。

 

◆国際武装組織アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディン容疑者らを称賛。ビンラディン容疑者のことを「兄弟」と呼んでいた。

 

◆イスラム教徒を相手に米国が戦争をしているととらえ、「異教徒を殺害する」といった手書きのメッセージも見つかった。

 

捜査当局は男が過激な思想の影響を受けていたとみて捜査している。

 

米司法長官も「テロ行為」として捜査を進めている

同容疑者の訴追が発表されると、ホワイトハウスのアーネスト報道官は「これは確かにテロ行為のようだ」と述べ、ホワイトハウスは同事件をテロとする見解を初めて示した。

リンチ米司法長官も「テロ行為」として捜査を進めていることを明らかにした。

 

2014年に警察に通報されていた

ラハミ容疑者の父親は20日、記者団に対し、息子が武装勢力と関わりがあることを心配し、2年前の2014年に米連邦捜査局(FBI)に通報していたことを明らかにした。

 

ラハミ容疑者は2014年に自宅で兄弟を刺し、女きょうだいを殴った容疑で逮捕されていた。
この暴力事件はラハミ容疑者がアフガニスタンやパキスタンへの渡航から戻った5カ月後に発生した。

 

FBIは2014年にラハミ容疑者を取り調べたことを認めたが、「テロとのつながり」を示す証拠は見つからず、それ以上踏み込めるだけの情報が揃っていないとして予備調査に乗り出さなかったと話した。

 

神様の考えと自分の考え、最高の無知とは何か

神様の考えで、神様の為にという言葉はよく聞く。
だが、そもそも神様の考えとは何だろう。
それをずっと神様の御言葉から学び続けている。

 

<最高に恐ろしい無知>は、 「神様の御心」と「自分の意向」を分別できずに、 混ぜて行なうことだ。 鄭明析牧師の明け方の御言葉より@
<最高に恐ろしい無知>は、
「神様の御心」と「自分の意向」を分別できずに、
混ぜて行なうことだ。
鄭明析牧師の明け方の御言葉より

 

私は神様の考えと、自分の思いを分別出来ているのか。
このような事件が起きるたび、平和を願うと同時にいつもそれを自問自答する。

 

それがなければ、いつか私も道を踏み外すことになりかねない。
信仰は紙一重の差だ。

 

イエス様は十字架につけられる前に、ゲッセマネで神様に祈った。
自分の思いを告げたのち、最後には「しかし、私の思いのままではなく、神様の御心通りにしてください」と話した。

マタイによる福音書26章39節
「わが父よ、もしできることでしたらどうか、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」。

イエス様でさえ、神様の御心を第一に考え、そして自分の考えと分別しているのに。

ましてや、私がそうしないで信仰者と言えようか。

 

私はこのイエス様の祈りを、いつも忘れずに生きたい。

 

神様がテロを願うだろうか。
神様が人を傷つけることを願うだろうか。
それが果たして神様の御心なのだろうか。

 

答えは既に出ている。

 

ヤコブの手紙4章11-12節
兄弟たちよ。互に悪口を言い合ってはならない。兄弟の悪口を言ったり、自分の兄弟をさばいたりする者は、律法をそしり、律法をさばくやからである。もしあなたが律法をさばくなら、律法の実行者ではなくて、その審判者なのである。

 

しかし、立法者であり審判者であるかたは、ただひとりであって、救うことも滅ぼすこともできるのである。しかるに、隣り人をさばくあなたは、いったい、何者であるか。

*兄弟→血のつながった兄弟のみならず、人々、全人類をさす。

 

参考:BCC、Newsweekjapan、ロイター、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版、毎日新聞、産経新聞、東京新聞、スポーツニッポン、AFPBB News

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