「酒のカルト集団のようなサークル」東大生死亡

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提訴後に都内で記者会見した父親の俊彦さん(52)(埼玉県北本市)は、
「異常な飲酒をサークルの伝統と称して繰り返していた。
倒れても助けてもらえなかった息子は無念だったと思う。
同じような事故で悲しむ親は私たちで最後にしたい」と語った。

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東大生死亡「酒のカルト集団のようなサークル」と父親は話す

東大テニスサークルのコンパで飲酒し、急性アルコール中毒で死亡した男子学生(当時21歳)の両親が22日、サークルの元メンバー21人に慰謝料など計約1億6900万円の支払いを求め、東京地裁に提訴した。

 遺族側は「飲酒を強要され、倒れた後も長時間放置された」と主張している。

 死亡したのは、東大2年だった高原滉あきらさん。遺族側の弁護士によると、高原さんは2012年7月27日、東京都内の公園で開かれたコンパで午後9時頃から大量の焼酎を飲み、約1時間後に意識を失った。約40人いた学生らはコンパを続け、28日午前2時頃、高原さんの異常に気づいて救急車を呼んだが、高原さんは死亡した。

 死亡推定時刻は28日午前0時頃で、推定飲酒量は25度の焼酎約1・1リットルだった。学生らは円陣を組んで焼酎を交代でラッパ飲みしており、高原さんは盛り上げ役の「コンパ長」を任されていたという。

 両親は参加者らのうち31人に責任があると主張。10人とは、1人当たり240万円の支払いを受けることで和解したが、応じなかった21人を提訴した。

引用:読売オンライン フジテレビ

 

サークルで飲酒をする。強要される。そして死亡する。

こういった事件は、本当に残念だが何度も繰り返されている。

 

ある摂理メンバーは、元々は大学の飲酒サークルにいた。

しかし、そこで死亡事件が起きてしまい、サークルは解散。

その後は全く飲酒はせず、摂理に出会うこととなる。

 

私は東京に住んでいたとき、ある国立大学の近くに住んでいた。

その大学では新歓の時期になると、決まって校舎内から叫ぶ声が聞こえた。

何かと思っていたら、「新入生を交えて、飲み会なんですよ」と摂理メンバーが教えてくれた。

私は大学内でこういうことが行われることに当時、驚いた記憶がある。

大学側も知っても何も言わないのだ。

校舎からかなり離れても聞こえるくらいの大騒ぎだから、学校側が知らないとは考えられない。

 

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本当に飲酒事件、無くなってほしい。

大学での一気飲みで、人生を終わらせるなんて悲しすぎる。

 

私個人は、お酒そのものも無くなってほしいって正直思う。

お酒自体が好きじゃないってのもあるけれど。

飲酒運転も、飲酒したら正常な判断がつかなくなって、気分が高揚し、なんとなく運転しても構わない気にならないだろうか。

普段は冷静であっても。

 

アルコールが原因で亡くなる人は、年間3万5千人という事実がある。(厚労省調べ)

これは年間自殺数を超える人数だ。

酒で救われる人もいるのかもしれないけれど、この人数は決して無視できない人数だ。

 

また、アルコールの飲み過ぎで与える経済損失は年間4兆円以上になる。(厚労省調べ)

 

「同じような事故で悲しむ親は私たちで最後にしたい」

本当に最後になってほしい。

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