米艦、南シナ海の中国人工島近くを航行

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中国とアメリカ、緊張高まる

米国防関係者によると、駆逐艦「ラッセン」が27日、南シナ海に中国が造成した人工島周辺の海域を航行した。南沙(スプラトリー)諸島で埋め立てたスビ礁とミスチーフ礁から12カイリ(約22キロ)内に入ったという。

引用:BBCNEWS

米海軍のイージス駆逐艦「ラッセン」が入ったことを受け、中国外務省の陸慷報道局長は27日、談話を発表、「中国の関係部門が法に基づき、米艦を監視し、追尾し、警告した」と対抗措置を取ったと明らかにした。

引用:時事通信

 

中国が領有権を主張している南シナ海。そこにアメリカのイージス艦が入った。南シナ海は、以前より東南アジア各国が領有権を主張している。

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このように各国の主張は入り乱れている。この場所は、資源が豊富な場所であり、また海上輸送路として重要な場所でもある。南シナ海の海上交通路は世界の貿易のざっと30%を扱っている。

 

領有権に関して近年、中国が動きを見せている。

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実際に作られている人工島はこのようなものである。

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左は昨年3月のガベン・リーフ(南薫礁)、右は今年1月  出典:IHS JANE’S

 

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南シナ海・南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島)のジョンソン南礁で中国が進めている工事を写したとされる写真。 提供:フィリピン外務省〔AFPBB News

 

満潮になると隠れてしまう、見えなくなってしまう土地は土地と認められない。暗礁と呼ばれる。しかし、その<ほぼ何も無いところ>に、中国によって人工島がドンと出来てしまった。

アメリカは「この場所は自由に航行できる場所だ」ということを主張するために、イージス艦を走らせているということだ。今後もこの動きは続くものとみられている。

戦争にすぐに発展する可能性は極めて低いが、両国の関係が緊張を増していると各メディアは報道している。

 

国境は誰が作った?

日本でも領有権問題があり、世界各地域でこのような問題はある。勿論、様々な理由や歴史が重なってのことではあるが。

ただいつも思うのは神様が下さった地球に国境をひいたのは誰だっけ?国境で争うまでに発展することを神様は望んでいるのか?ということ。元々、神様のものなんだから、それに対して人間が時には戦争するまで発展するのは神様はどう思ってるんだろう?と思ってしまうんだよな。私。

どうか平和的に解決することを願います。

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