【鄭明析牧師とベトナム戦争】神様を信じていても苦労はする

命の恵み<鄭明析牧師先生とベトナム戦争>

ベトナム戦争に実際行ってみたら、すごい死の恐怖の中で大変だし、苦しかったんです。神様に祈ったんです。ここで生きて帰れるようにと祈ったんです。死の恐怖というのは本当に恐ろしかったのです。

お祈りしていたら、青空が見えて、「あなたは生きて帰れるんだ」という声を聞いたんです。神様が自分を見ているような感じだったんです。青空、雲一点もないすごい青空のところで声を聞いたんです。生きて帰れるということは、私だけじゃなくて、あなたと他の人もそのように帰って生きれるんだ、楽にさせなさいということだったけれども、それが分からなかったんです。戦場では、本当に苦しい、死ぬ目にあうことが私にばかりと思ったんです。このまま死ぬんじゃないか。神様は生きて帰れるとおっしゃったけれども、どうやって生きて帰れるだろうか。体が不具者となって怪我したりして、それで命だけが残って生き帰れることだろうかとか、そう思ったんです。

1回戻ってきて、また2回目にベトナムに行ったんです。私と一緒に行った人たちも、私と同じく生きて帰ることができたんです。1番目に行った時にそういう声を聞いたわけです。1年間ずーっと戦争ばっかりだったけれども、180人中の2人しか死んでいなかったんです。私と同じく、他の人も生きて帰れるんだと、そういう福音をもらったわけだけれども、状況があまりにも悪かったので、私が神様を信じて偽りの啓示を受けているんじゃないかと言われると思って、それでそういう話ができなかったんです。

2回目行ったときに、人が2、30人亡くなったりしたんです。私が戻って来て、その場所を空けたときに、それくらい人が亡くなっていたんです。その次行ったときから、他の人々に、私が来たからみんな死なないよと言ったんです。小隊長にも、勝利できるんだと。次作戦に出た時にも人が死なずに、勝利を収めたんです。帰ってくる時まで人が死ななかったんです。本当に、私も死ぬ目にあうことが多かったけれども、30回くらいあったけれども、死ななかったんです。1回目行った時、2回目行った時、そういう死ぬ目にあうことがあったんですけども、神様が生かして助けて下さって死ななかったのです。

ベトナムの時も、私は「神様を信じていても苦労はするんだな。人々と一緒に苦労もしたり、恐怖も感じたり、一緒に悩んだり、心配したり。本当に苦悩を経験するんだな。教会に通っても、特別に私は心配もなく、苦悩もないわけじゃなく、一緒に苦しみ、苦痛を経験するんだな。一緒に悩んだりすんだな」同じく悩んだりするということ、それを悟ったんです。教会に通ったら、特別にあなたを私が大事にするんだ、あなたは心配しないで、というようにして下さるわけじゃなく、同じく経験するんです。

聖書を読んでいても、「心配するな。イエス様も神様も、あなたは心配するな。あなたは私にゆだねなさい」と、そういう霊感を受けたりしたんです。だけど、心配せざるを得ないんです。銃を撃ってきたり、砲弾、手榴弾が爆発したり、10秒の間に自分が助かる瞬間があったりとか、いろんな経験をし、そういう戦争の中での苦痛苦しみをたくさん受けたわけです。

2005年4月10日 鄭明析牧師の話より抜粋

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