聖書、創世記ー善悪の戦争 アダムからイサクまでの流れ

2020 9/25
聖書、創世記ー善悪の戦争 アダムからイサクまでの流れ

 聖書に出てくる宗教の先祖はアダムとエバだ。神様はこの二人を真の人間として成長させ、神様の対象である万物の霊長として地上に暮らして神様の喜びの対象者となるようにし、理想世界を成そうとしたのだ。(創世記2章)

 しかしアダムとエバが成長の途中、異性的に堕落することによって、神様の本来の計画が水の泡になってしまった。堕落したエバとアダムは成長する途中堕落したことで身ごもって息子を生んだ。最初の息子の名前はカインで、二番目の息子の名前はアベルだった。(創世記3章)

 堕落によって生んだ息子は結局争うようになった。兄のカインは弟のアベルを野原に連れて行って、石で殴って殺した。アベルは血を吐いて死んだ。神様は非常に憤り、弟を殺したカインを叱って、「どうして弟を殺したのか」と言った。カインは「自分は弟を殺していない」と神様に嘘をつき、恐れおののいていた。神様は「あなたが弟を石で殴って殺したとき見ていた」と言い、「弟を殺したから土地を耕して種をまいても実が結ばないようにする」とおっしゃった。「その罪の代価を払いなさい」と言った。(創世記4章)

 同じくこの時代も兄弟を憎み、殺し、悪を行なう悪人たちに神様は「あなたはどうして兄弟を憎み、殺すのか」と裁いて、この世を生きる間、物質的に困り、苦労の実が結べないようにしていらっしゃることを悟らなければならない。
 いつの時代でも悪人は義人たちを苦しめ、武力的な行為をする。結局人間を創造した神様は、神様の法則からはずれたカインのように行なう時代の悪人たちを同じく裁く。
 カインは弟を殺して、恐れて自らノドの地に逃れ、山奥に住んで野生の木の実を食べて獣のように暮らした。

 神様はアベルの代わりにセツを生まれるようにし、その子孫をその時代の善の種族にした。(創世記4章25節)

 しかしカイン側はいつも天の側であるセツ族を苦しめてきた。アベル族を憎み武力を使って殺人をする人々に、神様はその先祖のカインのように刑罰を与えた。このようにして善悪の紛争は1600年間も続いた。(創世記5章)

 神様はその当世に生きている人の中からノアという義人を選んで、その家族8人を洪水の裁きから助けたが、悪を行ない、神を信じない無法者たちはみんな滅ぼした。神様はノアを中心として理想世界を成そうとした。つまりアダムとエバが成せなかった愛の理想世界だった。(創世記6章から9章)

 ノアには3人の息子がいたが、そのうちのハムが、神様がノアを通して行なっていらっしゃる愛の理想世界について自分勝手に考え、文句を言い、悪口を言い、あざ笑った。これをご覧になった神様はノアを通して息子のハムを呪った。「お前はどこに行ってもしもべのしもべになり、至る所でみんながお前のことをあざ笑い、悪口を言うだろう。物質的に苦しみ、苦労して働いても、その実は収穫の前に落ちてしまって刈り入れることができないので、飢えの苦しみや様々な苦しみを受けるようになるだろう」と言った。(創世記9章20節ー28節)
 
 ハムがこのようになった理由は、正しく成長できなかっただけではなく、サタン側に惑わされ、不平不満をもらすようになったし、ちゃんと祈らなかったことによってさらに悪くなったからだ。悪い霊の主管を受け、神様の御旨を理解できず、悟ることができなかったのだ。

 ノアの後400年間、ハムが自分の父ノアにしたように、ノアを中心とした子孫たちに同じ事をしたハムの子孫は、いつも自分たちの先祖のハムのような呪いと刑罰を受けてきた。(創世記10章-11章)

 その後神様は信仰の先祖アブラハムを中心として神様の御旨を広げるようになった。(創世記12章ー15章)

 アブラハムは妻サラを通して子孫を生もうとしたが子供を生めなかったので、召使ハガルを通して息子を生んだ。それがイシマエルだった。アブラハムは自分がハガルを通して生んだ子を中心として子孫を繁栄させようとした。(創世記16章)

 しかし、ある日神様はアブラハムに現れ、「あなたの体から生まれた人があなたの子孫になる」とおっしゃった。サラを通して生まれた人が天の星のように多くなるとおっしゃった(創世記15章5節)。結局サラが息子を生んだが、それがイサクだった。(創世記21章)

 それからサラがハガルをしいたげたので、ハガルは野原に出て行って、悲しく泣き叫んで神様に訴えた。神様の使者が現れて「ハガルよ、泣くな。お前も神様が祝福をする。イシマエルの子孫が数多くなるだろう」と言った。(創世記21章)

 アブラハムから二人の妻を通して二つの種族が生まれたのだ。一つはイシマエル族、またもう一つはイサク族だった。この二つの種族は争ってきた。

 イシマエル族は「我々がアブラハムの長子で、神様が祝福した民族だ」と主張し、イサク族は「私たちがアベル族だ。アブラハムの正妻の子孫として歴史を広げる」と言って、お互いに争ってきた。今も争っているから、四千年間も争っていることになる。

 アブラハム以後二千年間イエス様が来られるまでイサク族とイシマエル族は争ってきた。神様はその行ない通りに罰して裁いてこられた。

 アブラハムのあと二千年後に約束したとおりにメシヤを送ってくださったが、ベツレヘムの町に生まれたイエス様がそれだった。イエス様を中心とした愛の御旨と新しい時代の真理と理想世界を広げようとしたが、ユダヤ人たちは無知によって裏切り、あざ笑い、見くびったのだ。結局イエス様は万民のために3年間福音をのべ伝えてから、罪人たちの手によって義人である救い主は死んだ。

 肉体は死んだが霊は生かされて弟子たちに現れ、「福音を地の果てにまでのべ伝え、あなた方も救われ、みんなも救われるようにしなさい」と言い残して神様の国に行かれた。イエス様を殺した子孫たちとその当世の人たちは呪われて、いまだにイエス様をメシヤと信じる救いの歴史に入って来れないでいる。

 地球の宗教は大きく二つに分かれる。同じ神様を信じても、より旧時代と新時代に分かれ、同じメシヤを信じて暮らしてもアベル側とカイン側に分かれて、お互いに争って暮らしている。神様はいつの時代でもより善の側の神様になって働いてくださり、より悪側は裁いた。

 しかし、この地上に暮らす人間は神様の御旨が何であるか、何が善であるかを知らないで生きている。お互いに自分がもっと神様をよく信じてもっと愛していると言って争っている。お互いに自分が義人だと言って人間が人間をさばいているので、神様は公義と正義で神様の御心を広げるために、必ず悪人を裁く。

 神様は義人のノアを通して悪人たちを呪い、生活の裁き、様々な恐ろしい刑罰を与えたように、神様が遣わした方の口を通して裁きを宣布し、すべての環境が変わるようにし、その行なったとおりに裁く。

 神様はその時代に遣わした方と共にアベル側の味方になって戦う。悪人と善人が争っているが、神様はその時代を救う方と共にアベル側に立って戦う。悪人と善人が争うが、神様がその時代を救う者と共に戦うので、必ずアベル側が勝利する。

2001年9月23日 主日礼拝
善悪の戦争
本文:創世記
より抜粋、再編集

冒頭画像参照:Michelangelo アダムの創造 システィーナ礼拝堂天井画 1510年作

投稿者プロフィール

RIO
東京郊外出身&育ち。保育事業代表。保育士免許&保育園勤務経験あり。
高校生の終わりごろ、摂理の教会に来てから早20年。

◆年齢:山ちゃんと同じ

教会内のあらゆる役割を経験。祖父、叔父はお坊さん。
 
【好きなもの一覧】
◆食べ物:野菜、味噌汁、卵、ラーメン
◆映画:踊る大捜査線、ジブリ
◆漫画:キャプテン、コナン、るろ剣、ちいさいひと、正直不動産など(あげたらキリなし)
◆キャラ:ピッコロ、剣心、般若、安慈、イガラシ、流川、三井、木暮、赤井秀一
◆ゲーム:ドラクエ、FF
◆芸能人、著名人:YOSHIKI、織田裕二、NON STYLE、サンドウィッチマン、ホリエモン、せやろがいおじさん
◆スポーツ:高校野球、フィギュアスケート

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