南米コロンビアの第2の都市メデジンで8階建てのビルが爆破されました。ビルは1970年代から活動した麻薬組織「メデジン・カルテル」のボスで、1993年に射殺されたパブロ・エスコバルのかつての自宅です。
麻薬組織は数千人を殺害したと言われ、爆破は違法社会を否定して地域の再生をアピールするセレモニーとして行われました。集まった市民のなかには、この麻薬組織の被害者もいました。出席したドゥケ大統領は「合法社会の勝利だ」と宣言しています。
引用:テレ朝news
数千人殺害とは、本当にどれだけのことをしたのでしょうか。
映像に出てくる、涙を流す方々を見るととても心が痛いです。
コロンビアは、1980年代から90年はじめまで麻薬、特にコカインの最大供給国でした。
そこから麻薬撲滅の動きが出始めたのです。
麻薬について、かつて御言葉で出たことがあるので、抜粋して掲載します。
麻薬をやっている人は、廃人に向かっているのです。正常が頂上だといったのです。麻薬をのんで、より歓楽的な快楽を楽しもうとしますが、結局は滅んでしまいます。
「これ以上、麻薬を防ぐ道がない。罪人ばかり罰してはできない事だから、最初から麻薬が入ってくる道を遮断しよう。」
それなら、麻薬をしなくても生きていける道を提示しなければなりません。あの方について行けば麻薬を飲む必要がない、とついてこれる歴史が興るようにしてあげなければなりません。
皆さんの中で麻薬をしたい人、いますか。もし好奇心でもやってみたいという人いますか。麻薬をしたら朦朧として、いいそうです。しかし、殴られても朦朧とします。
麻薬をしている人達は、世の中がおもしろくないからしているんです。
彼らは酒も飲んだはずです。しかしそれでは駄目だから、麻薬にまで行ってしまうんです。たばこを吸っても駄目だから麻薬をするんです。この様に、人間はどんどん刺激的な世界へ行きます。
もし神様を信じたら麻薬をやめたでしょう。神様を信じたら、そういうものはしたくなくなります。神様を信じる方がずっと面白いからやめるようになります。人間はもっと面白い世界、素晴らしい世界へと行くものです。
麻薬だけではなく、神様は麻薬を中心として、世の中の他のことを指摘しました。物質に幻覚作用を感じている人達、(他のことに必要以上に)溺れている人達の事を、主日の御言葉で全て指摘なさったのです。
だから、麻薬中毒者だけを馬鹿にしないで、自分自身の事を考え直し、悟りなさいと言ったのです。
ある人は、お金を集める事に幻覚作用を感じて、一生、お金ばっかり集めている人がいます。みんな哀れな人達です。
自分の主観に陥って、自分の考え方に溺れていますが、間違った考え方です。死と闇と滅亡の世界に向かう所に溺れているのを、これ以上見ていられません。
1998年12月20日主日礼拝
1998年12月22日明け方の御言葉
より抜粋