新型コロナウィルス(新型肺炎)について連日報道されており、中国 武漢という言葉を聞かない日は無い。
武漢という都市があることを初めて聞いた日本人も多くいるのではないだろうか。
武漢は東京と同等、いや、それ以上の生活を送っているのが武漢市民だとの声もある。
変化のスピードが非常に早く、ここ2年でもガラッと街の様子が変わったと現地在住の日本人は言う。
武漢地域は古くから有名な交通の要であり、多くの食材や文化が行きかう。
いまや武漢は、北京や上海と肩を並べるほどの大都市に成長しており、中国ビジネスの中心拠点と言われている。
参照:wuhan
武漢の概要
武漢人口は1108万人と、神奈川や大阪より人口が多い大都市
20代の若者たちが人口の2割を占め、高学歴者が多数
「 武漢は日々変化する (武汉,每天不一样)」をスローガンにかかげ
交通の要の名にふさわしく、中国各地域の多くの人が行きかう
参照:wuhan
地下鉄やバス、タクシーなどの交通網は日々発展
中国自由貿易試験区が武漢に発足
貿易・会社設立に必要な様々な手続きがワンストップで対応可能
発足後、1年もたたずに5000にものぼる会社が武漢に設立
この30年で世界最大の新車販売台数となった中国の中において、武漢は<自動車の街>といわれ、ホンダや日産、GMなどの工場がある
日系企業も毎年のように進出
IT企業の進出も非常にめざましい
サービス業も同じくだ
病院も多くある
武漢の地理
面積:8,569 ㎢(兵庫県とほぼ同じ)
人口:現在、約1100万人(参考 大阪や神奈川はそれぞれ900万人)
武漢は交通の要所として古くから発展
中国の各省から、武漢を通って各主要都市に移動する交通網となっている。
古くから<交通の要所>といわれ、今も水路、地下鉄、高速鉄道、高速道路、空路といったインフラが急速に整備されている。地下鉄は、毎年2路線が開通している。
武漢地下鉄路線図
20代人口が2割と若い層、高学歴者が多い都市
参照:武漢大学HPより
武漢には約80の有名大学などが集まっている。そのため、優秀な若い世代が多く集まっていると言われる。
武漢の経済 日本と世界が注目する都市
マーケットとしての魅力も大きい。その証拠に多くの日系企業が武漢に進出している。武漢単体のGDPは埼玉県と同等といわれ、中国国内で北京や上海と肩を並べるほどに成長している。
1995年には16社だった日系企業も、今は約10倍の162社が進出している。
日系企業数:162社(2018年時点)
ホンダ 日産 イオン ローソン ニトリ 丸亀製麺 吉野家 ユニクロ 資生堂 無印良品 DHC カシオなど
仏PSAグループ、米ゼネラル・モーターズ(GM)も進出。
30年前に中国の自動車産業は、世界的に見ればほぼゼロであった。しかし、2009年にアメリカを抜き、現在 世界最大の新車販売市場だ。
最後に
武漢について調べると、どんどん情がわいてくる。
武漢地域は唐の時代頃からの歴史がある。
若者たちが多く集う武漢の地。
発展めざましいこの地。
世界的に大問題になっている新型肺炎問題が、一刻も早く終息することを願う。
病気、苦痛に遭っている人たちがいます。みんなに手を置いて祈りますので、健康になるように、霊も健康、肉も健康になるようにしてください。
神様が地球全体を憐れんでくださり、共にしてください。
中国には大勢の人が恐ろしい病気、感染症にかかっています。苦痛を受けている人がかわいそうですから、神様が慈悲と慈しみを注ぎかけてください。全世界が緊張しています。すごい事件が起きています。神様が私たちを憐れみ、慈しんでください。
父と子と御霊に祈ります。私たちと共にしてくださる神様に、聖霊様に感謝と栄光を帰します。
2020年1月29日 水曜礼拝 鄭明析牧師の祈りより抜粋
参考
外務省
ジェトロ
武漢市招商局日本代表処
朝日新聞
読売新聞
毎日新聞
産経新聞
日本経済新聞
NHKニュース