韓国・大邱の新天地教会で新型コロナ集団感染か
韓国政府は20日午前、新型コロナウイルスの感染者が、19日から31人と急激に増加、感染者は韓国内で82人になったと発表した。
新たな感染が確認された31人のうち、30人は大邱やその周辺の人であり、そのうち23人は新天地 大邱教会の関係者だという。
政府中央防疫対策本部・教会所在地の大邱市は、この患者がいた礼拝等に参加した約1000人全員にコロナウイルス調査をすすめるとしている。
新天地大邱教会が「スーパースプレッディング」の震源地に浮上との報道もある。
スーパースプレッディングとは
一部の患者から平均を超えて多数の二次感染が生じること
引用:医療従事者専用サイト m3
韓国で31番目に感染が確認された女性は、新天地 大邱教会に通っていた。この女性患者は、交通事故で7日に大邱市内の病院に入院、14日に退院。15日には大邱市内のホテルのビュッフェレストランを訪問している。また、症状発生前後に合計4回、教会に訪問していたという。17日には保健所を訪れ診断検査、この日確定診断を受け、大邱医療院に隔離入院した。
保健当局によると、この女性が教会内で最初の感染者なのか(いわゆる感染源)、それとも教会内で他に感染者がいたのかは分かっていない状況だ。
何故、教会内で大規模感染になったのか?
ハンギョレ新聞は「狭い場所に多くの人が集まる教会礼拝空間の物理的環境が、大規模集団感染の原因になった。追加で教会で感染した確定診断者が大量に出る可能性が大きい。」と報道。
韓国保健当局は「密集した環境」を原因に挙げた。チョン本部長は「密集した環境の中で礼拝を行なったため、密接接触が多く起きたと推定している」と話した。
嘉泉大学キル病院のオム感染内科教授は「呼吸器感染は狭く密閉された環境で比較的健康な人が強い咳をする時に広がりやすい」と話している。
教会内の新型コロナ感染に引き続き気をつけよう
教会内の感染は、全てのカトリック・プロテスタント・各宗派の教会にとって課題だ。
毎週日曜には、必ず礼拝があるからだ。
全ての教会が守られることを心から祈る。
殆どの教会は
(イメージ写真)
このように同じ椅子、または隣り合わせの椅子に座って礼拝を捧げる。
摂理の教会では、各自の家で礼拝を守ることを現在は推奨されている。
教会で礼拝を捧げられればいいが、どこにいても神様を思う気持ちは一緒。
このとき、より一対一で神様と向き合えるよう願う。