最近、1週間ほど、海外旅行で遠出していたのですが、
旅先で、扁桃腺が腫れてしまいました。
扁桃腺とは
この扁桃腺、わりとご存知でない方も多いようでした。
扁桃腺(へんとうせん)とは、どこの部位かというと。
のどちんこの両脇にあるやつです。
疲れ、ストレス、風邪などから、
扁桃腺に元からいる菌が増えて、炎症を起こすことがあります。
今回は、のど周辺の痛みから、歯ぐきの腫れ、耳の痛み、頭痛まで広がりました。
今も、痛みは消えましたが、のどから耳にかけて違和感があります。
腫れると、とっても痛い
こちら、まじで痛かったです。
もう一回言います。まじで痛い。
話すときは、舌の付け根が痛んでうまく舌が動かず、
食べるときは、痛くて飲み込めませんでした。
鼻も詰まっていたのでうまく鼻呼吸ができず、口呼吸でさらに口内が乾燥するわ、
海外の辛くておいしそうな料理をがまんできずに食べて刺激を受けるわ、
全く治る気配のない1週間でした。
結局、日本に帰るまで治らなかったんですけど。
予兆は前日から
この旅行がわたしの夏休みだ、ここまでは苦しくても全部やり遂げよう、
と思っていろいろな仕事を死ぬ気で片付けていたら、肉体が限界に達していたようでした。
旅行前日から怪しい痛みがあり、
BGMと共に、脳内でジョーズのように近づいてくる扁桃炎の図がよぎりました。
これあかんやつや
予想通り、旅行初日から痛みは増していきました。
二日目にはがまんできず、共にしていた方に相談し、トローチをいただきました。
やさしさが身にしみる。
龍角散を食べても、ちょっとはマシになったのですが、
それよりもトローチが効きました。おすすめ。
でも、完全には治りません。
また、日本から、扁桃炎の市販薬も持って行って飲んだのですが、全く効きませんでした。
ポケモンでいうと、
相手の攻撃でめちゃめちゃ体力が削られ、体力がほぼ残っていないピコンピコン状態で、
体力が少しだけ回復するキズぐすりを使っている気分でした。
わかりにくい例えなのですが、
気休めにもならなかったということです。
しかし、しゃべりたいし、食べたい。
でもせっかくの旅行だから、みんなとおしゃべりしたいし、おいしいものも食べたい。
ということで、扁桃炎を無視して、症状が悪化するようなことばかりして遊んでいました。
すると、当たり前ですが、もっと痛くなりました。
舌が痛すぎて、しゃべるのもヘロヘロでした。
さすがに、これやばいんじゃね?と思い始め、旅行を楽しむ方法を変えることにしました。
方法を変えることが知恵だと私の先生が御言葉でおっしゃっていたので、
扁桃炎でも旅行を楽しむ新しい方法を研究しました。
1. 言葉を選んで、大事に話してみる
最低限の言葉しか話さないようにするため、
どこで発言するかをいつもより慎重に考えるようにしてみました。
どこが核心を考えるようになるので、いい訓練だなあとおもいました。
とかいいつつ、すごいどうでもいいことをしゃべってしまって、
ポケモンでいうと、コラッタを捕まえようとして、ハイパーボールを投げてしまった気分になりました。
2. 人とおしゃべりするのはあきらめる
また、人との話はあきらめて、神様のために声を使うことにしました。
旅行中に賛美をする場面がありましたが、そこではわたしの声を自由に使う時間にしました。
それで、人にはジェスチャーで話すんです。
でも、ジェスチャーが下手すぎて、いつも基本のジェスチャーしかできませんでした。
3. 声が出ない代わりに、顔をうるさくしてみる
声では表現できませんが、表情で表現できます。
だから、いつもより動きを大きくして、表現してみました。
今年一番、たくさんまゆげを動かしました。
相手に伝わっているのかわかりませんが、
自分なりに大きく反応していると、なんだか楽しくなってきます。
4. 普段考えることのない立場の思いを考える
神様は様々な方法で話されますが、神様の声は、わたしに直接は聞こえません。
だから神様の思いは、わたしにすぐに伝わることもあるし、伝わらないこともあります。
わたしの声も、周りのみんなには聞こえませんでした。
だから、わたしの思いも、なかなかみんなに伝わったり伝わらなかったりしました。
神様と同じような立場に立ってものごとを考えるチャンスでした。
これが、とってもたくさんのことを学ぶ機会になりました。
神様につなげて考えてみると、神様の心情がじんわり伝わりました。
今まで、こんな風に感じていましたか。と、神様とより深い対話をするようになりました。
海外でも日本でも、周囲の方々は、
あまりしゃべれないわたしを受け入れて助けてくださいました。本当に感謝です。
のどにいいものをくださったり、気にかけてくださったり、とっても助かりました。
そして、御言葉で神様についてよく学んでいると、
どんなことも新しい方向から考えられて楽しいなあとおもいました。(治ったから言える)