http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0301K_T00C14A3000000/
アカデミー賞の受賞が発表され、「それでも夜は明ける」が作品賞に選ばれた。
19世紀の米国で、自由の身だった黒人ミュージシャンが誘拐され、奴隷として12年間暮らした実話を描いた。
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19世紀、遠くない過去にこのようなことが起こっていた。
でも男は希望を絶対に捨てなかった。
「家族に再び会いたい」と。
この世に生きている人の全ての人が
「生きているうちに」
汚名がはらされることを切に望む。
解放されることを切に望む。
希望を捨てない人はどんな状況、環境になっても
捨てそうになっても最後まで希望を掴んで絶対に捨てない。
「明けない夜は無い」
とはよく言った言葉だが。
人間自ら夜にしてしまった幕があるとするなら
それを明けるのは誰なのだろう。
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