[Blog]親の認知症アルツハイマーと施設中心の介護、私の気持ち

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父は認知症およびアルツハイマー型と診断されています。一瞬会っただけでは、あまり症状が目立たないかもしれません。

認知症にはいくつかの種類があり、症状も人それぞれです。父の場合、徘徊などの行動はなく、ご飯は自分で食べることができます。年齢相応のいくつかの病気はありますが、健康状態は平均よりも良いと思います。

これまで自宅で介護していた時期もありましたが、さまざまな事情から今後は施設での介護が中心になりそうです。自宅から近い場所にある施設であるため、本当にありがたく感じています。

施設に介護をお願いするときの家族の気持ちや、父本人の状態を考えると、保育園に子どもを預けるときの不安に似た部分があるように思います。保育士である私だけでなく、福祉関係の経験が豊富な母も同じ意見でした。子どもの受け入れや保護者とのやり取りを思い返すと、心配なことは多いですが、結局は全面的に頼むしかないのです。そんなとき、施設のスタッフの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。「大切な父をどうかよろしくお願いします」と心から願っています。もし父のことがどうでもよかったら、こんなにも悩むことはないでしょう。

父の状態を見ていると、家族として何が正しいのか、どうすべきなのか迷うことが多いです。これからも悩むことはたくさんあると思いますが、今は以前より気持ちがだいぶ落ち着いています。

父はとても社交的な性格で、母いわく「外面が良いタイプ」だそうです。そのため、どこに行っても上手にやっていけているようです。私が施設に面会に行くと、父の楽しそうな様子が伝わり、顔のツヤもよく、ご飯もしっかり食べている様子に安心します。

施設での介護が中心になる段階で、母の周りには多くの助けてくださる方々がいました。介護施設の手配も、母の知り合いの方々のサポートのおかげでスムーズに進みました。主に、母が現役で仕事をしていた頃の縁によるものだそうです。

私は特に何もしていませんが、母とその周りの方々を通して神様が助けてくださったのだと感じ、とても感謝しています。

現代社会では、介護で悩んでいる方が大勢いらっしゃいます。孤独を感じざるを得ない方も多いでしょう。すべての方々の上に神様の助けがあるよう、心から願っています。そして、認知症の症状が少しでも和らぐことを祈っています。

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