大体、現実は地味であるが

大体、現実は地味であるが
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私は、警察モノの映画やドラマが大好きです。かつて、警察官になろうとしたこともありました。

 

がしかし。現役警察官の方はこう言います。
「映画やドラマとは全然、現実と違う。」

 

私もたまに、自分の職業である保育士のドラマや映画などを見ていて正直思います。
「現実と違う。」

 

保育士は子供好きだけでは、かなり難しい面がたくさんあります。
保育士さんがやることは、地味と言えば地味です。

 

ドラマにあまり出てこない、というよりは画面にしづらい
オムツ替えなどを含んだトイレ系のこと。
トイレの失敗はよくあることで、それの対応や掃除も全て保育士。

 

食べこぼしの掃除なども勿論、保育士。
子供が寝てる時は、時間ごとに子供の呼吸の有無を確認をし、それをしつつ保護者の方とのノートを記入する。
夕方に保育の部屋のお掃除も保育士。

 

子供が遊んでる時間も、一緒に楽しく遊ぶ・・・だけでは保育士は務まらず、
何より子供達が安全に過ごしているのか、隅から隅まで見渡せる位置に立つ。
まるで、サッカーみたいって時々思います。
自分がどのポジションに立つか、他の保育士さんがどこにいるのかも見ながらやらなくてはいけないから。

 

これは基本的なことなので、毎日やることです。
他にも勿論、あげればたくさんあります。

 

保育士になるより前にも、現実は地味だなと思ったことがありました。

 

わたしが高校野球のマネージャーをやったときのことです。
「漫画と違うんだよな。」
と思ったのです。
大体、「マネージャー、タッチ見てやりたくなたんでしょう?」
と言われるけれど、私はキャプテンという漫画を見てマネージャーをやろうと思った奇特な人です。
タッチ、マネージャーになった後に読みました。

 

余談ですが、キャプテン好きな女子は今まであったことがありません。
かなーり昔の漫画。私が子供の頃、読んだ時点で連載終わってましたからな。
ひたすら、野球の練習と試合を繰り返している漫画。女性は殆ど出てきません。
初代キャプテン谷口と五十嵐のファン。

 

・・・話を戻しましょう。
タッチをマネージャーになった後に読んだわけですが、
「現実と違うぞ。他の部活と兼任は出来ないぞ。」
これは一緒にマネージャーやってた子達の総意。
マネージャーの日々は、華やかよりはずっと地味な日々。
ところでタッチを知らない方は、30代以上の人に聞いてみましょう。知ってる・・・はず。

 

自分が年齢を経るにつれて、ドラマや漫画などの主人公と同じ年齢になっていく。
そうすると、「あれ?現実は地味だな。」と思うこともよくあります。
でも。
思ったより現実は地味だけど。
<生活が舞台>
この言葉が全ての生活を華やかにしてくれます。

 

地味に一見みえてしまう現実の人生の価値を、取り戻させてくれます。気づかさせてくれます。

 

毎日同じく繰り返される生は退屈だ。 倦怠がやってくる。発展がない。無気力だ。つらい。 自分を成長させ変化させて、 もっと高くいい世界に向って生きていくのだ。
毎日同じく繰り返される生は退屈だ。
倦怠がやってくる。発展がない。無気力だ。つらい。
自分を成長させ変化させて、
もっと高くいい世界に向って生きていくのだ。

 

自分を少しでも成長させる人生なら、その現実は生活は退屈なものじゃない。地味じゃない。

 

自分の位置で座っていて行なわないなら、100年間その位置で生きて死ぬ。 これは絶対の法則だ。やればできるし、やらなければできない。

自分の位置で座っていて行なわないなら、100年間その位置で生きて死ぬ。
これは絶対の法則だ。やればできるし、やらなければできない。

 

今日という一日。
ほんの少しでも何か行ったなら、100年後を変える記念すべき日になる。
地味脱出。ゼロより1を行った日は伝説の日。

 

流水のように流れていく生だ。 水が流れていくように<人生>も一度流れていったら二度と繰り返すことのできない生だ。
流水のように流れていく生だ。
水が流れていくように<人生>も一度流れていったら二度と繰り返すことのできない生だ。

 

神様は。
一見、地味に見える日々を下さったけれども
でも実は地味ではなく、二度と得ることが出来ない唯一無二の日々。

 

今日も神様に感謝を一つ捧げます。
唯一無二の日々を下さった神様に感謝します。

 

地味に見える全ての日々が、私にとって宝物です。
宝物の日々を感謝します。

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