この空の500メートル上空で、原爆が爆発した
長崎での滞在は、そこまで長く時間が無かったのでどこに行くか迷いました。
資料館とかも凄くいいのですが、私は現地を見たいと思い、原爆が落ちたその場所に行きました。
今は公園になっていて、平和そのものですが ここで原爆が落ちた、そしてその熱さに耐えきれずに近くの川に人々が逃げ込んだと考えると何とも胸が締め付けられる思いがしました。
やはり現場に行くと、感じるものが全く違いました。
修学旅行生達に熱心に説明していらっしゃる語り部の方々が複数いました。おそらく中学生かと思われる子達は、皆、熱心に話を聞いていました。
原爆に関しての説明書き
こちらは爆心地より500メートル離れたところにあった浦上天主堂の一部を移設したものだそうです。爆風により石柱がずれています。
すぐ近くの川です。この川に多くの人々が逃げ込みました。
被爆当時の地層。これが何の為にあるのか最初分からなかったのですが
よくみると、爆風で飛ばされたお茶碗など生活感あるものが埋まっています。
ホントにこの公園は穏やかな場所で、修学旅行生以外、殆どいませんでした。
猫さんものんびりしていました。
長崎に原爆が落ちたその日、全てが一瞬にして破壊され、火の海になりました。
長崎の原爆による死者は7万人を超え、その後に原爆症により亡くなった方々もいます。
広島に続き、この長崎の地でも原爆が落ちました。
いま、原爆よりはるかに恐ろしい殺傷能力をもった核兵器が地球のあちこちにあります。
出典:newsba
一番左側の丸で囲まれている最も小さいものが原爆の威力。大きなキノコがこの前、北朝鮮が実験をした水爆の威力。(参考記事:水爆と原爆の違い)
本当に平和を願い続けるしかありません。
世の中で最も理想的な生き方をする人というのは、兄弟を愛し、仲睦まじくお互いに平和を作り出して生きていく人達です。天の前でも人の前でもそのように生きていく人達は偉大な生き方をする人達です。平和を作り出す人達には戦争はありえないし、戦いもあり得ません。不満不平の中で暮らしている人達は、毎日、心の戦い、戦争のみならず、肉的な戦争が絶え間なく続きます。だから神様はイエス様を通しておっしゃいました。「平和を作り出す人達は幸いだ。その人は私の子と認められるだろう」とおっしゃいました。
2001年4月1日 平和を作り出す人は神様の子 主日の説教より