愛する人に会えないー摂理の詩

「愛する人に会えない」 鄭明析

初めて行ったら
門の外まで
はだしで飛び出してきて
抱きしめて
迎えた。
二度行ったら
庭まで
飛び出してきて迎え
また来たかと
歓迎した。
三度行ったら
玄関先まで出て迎え
心が変わった。
四度行ったら
居間まで出て来て
無造作に
他人のように接した。

五度目に訪ねて行ったら
部屋の中からドアを開けるだけで
冷たく接した。
六度目に行ったら
家から出かけて
帰ってくるまで
留守番を頼んで
下人のように扱った。
七度目に訪ねて行ったら
顔も出さず
死んだように接した。

あなたの心も変わった。
私の心も変わった。
あまりに変わりすぎた。
これでいいのか。

長く経ってから
また会おう。
はだしでまた迎え
互いに抱き合って
涙の中で
すすり泣き
永遠に迎えるように。
‐アメリカ サンディエゴで

【詩人としての鄭明析】
1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を発表。2011年に韓国100年史詩人に公式登録。2013年、各書店にて詩集ベストセラー。現在も、詩作の手綱を緩めることなく、今までに3000編あまりの膨大な詩を発表している。

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この記事を書いた人

東京郊外出身、育ち、在住。保育事業代表、保育士資格所持。祖父は寺の住職。
高校生の終わりごろ、キリスト教福音宣教会の教会に来てから早20年超。食べるの大好き、漫画大好き、ディズニー大好き。人生を楽しみながら自由に味わっている。
好きな言葉は「実践してこそ得る」

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