天使はいるとみんな言うけれどー摂理の詩

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「人天使」 鄭明析

天使はいるとみんな言うけれど
見ることができないから
信じられなくて
無関心だ。

今日は天使を見かけたら
貧しい村の我が家は
みすぼらしいけれど
迎え入れ
私が食べる
ご飯を一緒に食べ
天のあの国
真摯な話
夜を明かして聞きたいが
会えるか分からないので
心配だ。

西の山に太陽が埋もれても
会えなかったので残念だ。
夢ででも会えるかと
寝ることにした。

その日の夜
天使が私の夢に現れ
昨日も行ったのに
全く気付かないから
もどかしくて
死にそうだと言った。

夢から覚めて
考えてみたら
今日会った人
その人だった。
目に見えないので
天使が人間を着て
現れて見せた。
‐アメリカ サンディエゴで

【詩人としての鄭明析】
1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を発表。2011年に韓国100年史詩人に公式登録。2013年、各書店にて詩集ベストセラー。現在も、詩作の手綱を緩めることなく、今までに3000編あまりの膨大な詩を発表している。

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