花冷えー鄭明析牧師の詩

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春が訪れ
早春に咲く花は
すでに咲いてしまったのに
吹雪が吹くのだな
冷たい雪 花びらに触れると
咲いた花 縮こまってしまうのだな

少ししたら
花の香りがただよい
蜂 蝶 飛んでくる頃なのに
吹雪が吹くからといって
咲いた花が
ただ縮こまっているだろうか

花冷え
お前を見て嫉妬し
強風が吹くというが
私と一緒に遊びたいからではないだろうかと思う

鄭明析牧師の詩

 

花冷えとは
桜が咲くころの、一時的な冷え込み。 引用:goo辞書

 

【詩人としての鄭明析】
1995年に月刊「文芸思潮」に登壇した後、「霊感の詩」4冊を発表。2011年に韓国100年史詩人に公式登録。2013年、各書店にて詩集ベストセラー。現在も、詩作の手綱を緩めることなく、今までに3000編あまりの膨大な詩を発表している。

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