北朝鮮 近く核実験?-英米仏などは国連の核禁止条約交渉に不参加

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北朝鮮で近く核実験が行われる兆候が衛星画像から見られたとのことです。

その一方で、国連の核禁止条約交渉が開始されていますがアメリカなどの核保有国は核禁止条約交渉に不参加の状況です。
唯一の被爆国である日本も不参加を表明しました。

 

国連で27日に始まった核兵器を法的に禁止する「核兵器禁止条約」の制定交渉に米国や英国、フランスなど約40カ国が不参加を表明したことがわかった。米国のニッキー・ヘイリー国連大使が27日、明らかにした。

交渉に参加しない各国は、1970年に発効した核拡散防止条約(NPT)を順守することで一致したという。

ヘイリー氏は記者団に対し、「家族のために、核兵器のない世界ほど望ましいものはない」とした上で、「しかし、われわれは現実的にならなくてはならない。北朝鮮が核兵器禁止に同意すると考える人はいるのか」と語った。

引用:ロイター通信

核を保有している国、核を保有していない国。この地球上にはこの二つの種類の国しかない。
そして意見は分かれている。
「核が無いほうがいいけれども、北朝鮮の核をどうやって抑止するのか。」というのが核保有国、アメリカの意見。
日本は核保有国が参加しない制定交渉は溝を生むだけだと不参加を表明した。

 

NPT は1970 年3 月5 日に発効した。同条約は一連の取引によって構成されている。核兵器国は、核軍縮に向けて誠実に努力すること、核兵器およびその製造に必要な手段を非核兵器 国に移転しないこと、ならびに、非核兵器国の原子力を平和目的で利用するという「奪い得ない権利」を認めること、に合意する。その代わり、非核兵器国は核 兵器を取得しないと約束する、というものである。
引用:アメリカンセンターJAPAN(米国大使館の広報・文化交流部)

 

生物兵器、化学兵器、地雷、クラスター爆弾、これら非人道兵器は、国際的に使用が禁止されている条約がある。しかし、核兵器を禁止する条約は、未だ存在しない。
引用:The Huffington Post Japan

 

核兵器は第二次世界大戦のときから開発され、1945年7月16日トリニティ実験にて人類史上初めて核が使われた。
核兵器が唯一、戦争で使われたのは1945年8月。日本の広島。そして長崎。
広島 原爆 戦争
それから70年以上たっているのに、未だに解決されないこの核問題。

 

核の問題、核の抑止力の問題。
一日にして解決できる問題ではなくて本当に難しい。

 

でもローマ法王がおっしゃったように「核抑止力乗り越える必要」その意識が絶対に必要。
核のある世の中、核の抑止力がある世の中が当たり前の状況だけれども
核を持ち続けることが果たして神様が望むことなのだろうか。

 

そして核が無くなったとしても、結局人間の心、考えが変わらなければ新たな<第二の核>が生まれて使われてしまう。
人間の考えさえ守られたのであれば、第二次世界大戦の際にも開発は進まなかった。

 

生物兵器、化学兵器、地雷、クラスター爆弾
これらも自然発生的に生まれたものでは決してなく、人間の考えによって生まれた産物だ。

 


この図は爆弾の威力を示したものだ。左側にある小さいものが原子力爆弾で、一番大きい右のものは1962年に作られたロシアの水素爆弾だ。そして水素爆弾の威力には上限がないとされている。
原爆は71年前、そして水爆は54年前。

 

水爆は関東の大半が吹っ飛ぶくらいだという。
それも54年前の話なので今ならどれだけの被害範囲なのだろうか。
関連記事:水爆の被害の範囲

 

新約聖書 使徒行伝7章26節
翌日モーセは、彼らが争い合っているところに現れ、仲裁しようとして言った、『まて、君たちは兄弟同志ではないか。どうして互に傷つけ合っているのか』。

 

全世界も、民族も感謝してこそすべて戦争がなくなる。感謝しなさい。文句を言わないで生きるようにしなさい。
2005年4月24日 「感謝のしるし」より

 

一人一人神様に作られた人。遠回りなようで一番近道なのが<感謝>だ。

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