藤井聡太四段がデビュー戦で最初に戦ったのが、ひふみんこと、加藤一二三(ひふみ)九段。
村)「1982年、中原(誠)名人に勝って、名人になったのが最大の思い出」。藤井聡太四段との対戦を振り返り、「素晴らしい後継者を得た」などと話した。
「藤井四段、素晴らしい後継者」 加藤九段が引退会見:朝日新聞デジタル https://t.co/zD9CgAKPwg— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) 2017年6月30日
藤井聡太四段が14歳2か月という最年少記録でプロデビューするまで、その最年少記録を持っていたのが加藤九段。14歳7か月という異例の若さでデビューして、20歳で名人位に挑戦。“神武以来の天才”と呼ばれ、以来、60年以上にわたり第一線で活躍してきた“ひふみん”。
引用:NHKプレミアムトーク
将棋は一分で500手くらいが頭に浮かんでくるのだそうです。それを第一線で60年も活躍してきたのは本当に凄いです。
7時間の長考(次の一手をどうするか考える)のあとに打った一手は伝説の一手と言われています。
7時間も将棋の駒ひとつをどうするか考え続けること、本当に凄いですよね。
対局の相手側にたって将棋盤を見つめるというひふみんアイ。今まで誰もやったことが無いことを、ひふみんはやってきました。藤井聡太四段が使ったことも有名ですね。
そして以前から面白い伝説の持ち主。
対局中、1分間でミカン3つ食べたとか、健康年齢を測定したら46歳だったとか、対局の解説中に猫の話を持ち出し何故か10分以上、猫について語ったとか(笑)。
何よりその温かい人柄が人気でしたが、特に藤井聡太四段の対局以降、更に注目を集めることとなりました。
ここまでレジェンドだと、日本の場合は「将棋の神様」とか呼ばれてしまいますが、「私はクリスチャンなので、それは神様に失礼なので」と呼ばないでほしいということを明言していらっしゃいます。
30歳で洗礼を受けたひふみん。
加藤九段は、敬虔なカトリック教徒としての顔を持つ。1986年にはバチカン(ローマ教皇庁)から「聖シルベストロ騎士勲章」を贈呈された。故・米長邦雄永世棋聖など、親しい棋士仲間からは「パウロ先生」とも。2007年8月には朝日新聞のインタビューで、「私にとって宗教は努力の限界を突破させてくれるものです」と語っている。
引用:huffingtonpost
42歳で念願の名人位を初めて獲得。「95%負けている将棋を逆転勝ちして念願の名人になった。神様のお恵みだったと考えています」。敬虔(けいけん)なキリスト教徒らしく、こんな言葉で語った。
引用:日刊スポーツ
引退会見全てを聞くと、感謝の思いがあちこちにあふれていました。一番最後に感謝を捧げられる人は、過程でも感謝を捧げてきたからこそです。
神様の前に進み出る時は、いつも<愛の心の包み>をもって<感謝>で進み出なければなりません。
<感謝>で「神様の宮」に入り、<讃美と栄光と愛>で「神様の宮」に入って行かなければなりません。
2017年6月25日 摂理の主日礼拝 御言葉より
さすがクリスチャン。素晴らしいです。
対局の前日にリラックスする方法として、食べ物などに気を付けるなどもあれば、お祈りを聖書を読んだりしているそうです。
<知恵>は「判断」だ。
<先にすべきこと、霊的なこと>を先にしなさい
摂理の御言葉より
霊的とは神様を信じて生きることをいうと御言葉から教わりました。
先に霊的なことをすると、その後が違うんですね。
また、対局中にちょっと離れたところで賛美歌を歌うこともあるとか(笑)そうすると心が落ち着くのだそうです。すごい。
神様を賛美しなさい。歌を歌いなさい。あなたたちも楽しいから、その時間は悩んだり、心配したりしないで、生きていけるだろう。
2005年10月3日 朝の御言葉より
羽生三冠が「何故、77歳になった今も元気に将棋をさせるのか」と聞いたところ元気な理由は、「信仰をもっているから」とのことです。
私も最初から最後まで、感謝を捧げられる人、元気な人でありたいです。
加藤九段、本当にお疲れ様でした!