広島72回目の「原爆の日」

広島 原爆 戦争
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今日は広島に原爆が落とされてから72回目の日でした。

 

1945年8月6日 朝8時15分。
この日から72年も、いえ72年しかたってないということを切実に実感しなければなりません。

 

全く遠くないその日に、本当に現実に原子爆弾がこの地球上に落とされた。
当時の広島市の人口35万人のうち約半数が亡くなりました。

 

核の恐ろしさを忘れたら、また多くの人が亡くなる事態になる。

 

人間が二度と使ってはならないもの。
「核の傘」なんて言葉、早くなくなってしまえばいい。

 

核兵器禁止条約に日本が参加しなかったことに対し、抗議の声があがっています。

 

私は幼いころから母親に「戦争はいけないことだ」と何度も教えられました。
はだしのゲンの映画に何度、私を連れて行ったことか。

 

戦争だけはどんな理由があろうと絶対にしてはいけない、絶対にしてはいけない。
胸に深く刻んでいます。

 

未来永劫、この地球上に戦争が起こらないことを切に切に祈ります。

 

鄭明析牧師はベトナム戦争に参戦し、一人も殺さずに帰ってきたと言います。
そのベトナム戦争中に書かれた詩を紹介します。
これは鄭明析牧師に銃を向けて殺そうとした敵を捕虜にした夜に、書いたそうです。

 

目次

<詩>

戦争、お前、
私が敵は撃ち殺さなくても、
お前だけは必ず撃ち殺してやる。

お前が死んで、
墓に下っていく日、
この世はまことに
平和の世界になるだろう。
まことに愛と喜びの
理想世界になるだろう。

戦争、この野郎、
お前のせいで、
純真な私も
最近言葉遣いが荒くなった。

戦争、怪物のようなお前のせいで、
この異国の地に来て、
このジャングルの中で
散々苦労している。

ああ、戦争、お前のせいで、
目を開けて見ていられない、
すさまじい火の海になったのだ。

あの若者達の体に
ウジが湧くようにしたのだ。

神様は私と共に
この地球村に
愛と平和の世界を成し、
お前を早速追い出して、
地獄の火の海に
必ずや落し入れてしまう。

ああ、その時、地球村に
愛と平和の理想世界が
本当に成されるだろう。

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