北朝鮮国営メディアは9月3日、北朝鮮の水爆について
「巨大な殺傷・破壊力を発揮するばかりでなく、戦略的目的によって高高度で爆発させて広大な地域に対する超強力EMP攻撃まで加えられる」と伝えた。
今まで水爆の話は時折出てきていたがEMP攻撃ができると主張したことに対し、一部の専門家は「今回の水爆実験よりも、北朝鮮がEMP攻撃を加えられると主張していることがより衝撃的だ」と話している。
迎撃もむずかしいと言われている。
EMP攻撃は身近なところでいえば、スマホやパソコンが壊れて使えなくなる。
全てのインフラが完全破壊される。
EMP(電磁パルス)の威力
韓国KBSは北朝鮮の報道に対し、EMP攻撃を受けた際は「石器時代に戻る」と伝えた。
また、「文明社会を破壊する」「19世紀への逆行」とも言われている。
EMP攻撃は宇宙からの津波のようなものだとも表現される。
EMPは直接、健康に影響しないと言われているが、私達の生活基盤に壊滅的な危害を与える。
EMPは送電線を伝ってパソコンやスマホ、テレビなどの電子機器に侵入。
落雷の100万倍ともいわれる急激な電圧上昇により、機能停止で損壊。
雷が落ちただけでも使えなくなることが多いのに、その100万倍とはどんなに強力なことか。
同時に大規模な停電も発生。
ありとあらゆる電子機器が全く使えなくなる。
具体的には
・携帯やスマホは使えない
・テレビやラジオの電源そのものが入らない
・自動車や電車などの交通機関は完全ストップ
・停電のため信号や街灯は消える
・金融機関システム、病院などの機能全て停止
・通信系施設停止
または誤作動を起こす。
大規模地震発生直後のような、インフラ壊滅の状態がまっている。
機器機能そのものを破壊させるから、たとえ停電が復旧してもスマホは使えない。
しかも爆発する高度や規模によっては日本全土にこの被害が及ぶともいわれている。
そのため、食糧不足や病気などで死傷者は数百万人に上ると推定している。
韓国軍の最新兵器も、EMP攻撃を防御する対策はほぼなく、ただの鉄の塊と化す可能性が高い。
日本も対策がないとされている。
EMPの実験結果
1962年にアメリカが北太平洋上空で行った高高度核実験「スターフィッシュ・プライム」では、高度400キロの宇宙空間での核爆発で電磁パルスが発生。
1400キロも離れたハワイ・ホノルルなどで停電が発生した。
いまより55年前の話なので、この実験結果が今の時代にどれほど有効なものなのかは不透明だ。
EMP攻撃を受けると復旧までに数年を要する
生活基盤の完全破壊により、機器を修復する人員も物資も大幅に不足することが予想される。
経済被害は数百兆円にも達すると言われている。
EMP攻撃が可能なのは北朝鮮だけに限らない
HPM 発生装置が市場で安価に販売され、またその製造や運用に関する知識もWeb 上で拡散するなかで、
テロリストや犯罪者などにより局地的な EMP 攻撃が行われる可能性が広く国際的な懸念を呼んでいる。更に言えば、自然現象としてもEMP 障害による被害は厳然と存在する。
大規模なものとしては、巨大な太陽コロナの発生が太陽嵐(solar storm)となって地表に降り注ぐことで
EMP 障害が発生することが確認されており、実際に 1989 年 3 月にカナダ・ケベック州で発生したブラックアウト(大停電)事態は、この太陽嵐によるものだとされている。更に、2012 年 7 月に発生した太陽嵐は、人類文明を後退させるほどの甚大なブラックアウト事態を招くEMP 障害のリスクがあったものの、
幸いにして、地球への直撃は免れたとの米国航空宇宙局(NASA)の発表 4があった。
引用:ブラックアウト事態に至る電磁パルス( EMP) – 防衛省防衛研究所
祈り
日本では原子爆弾の悲惨さは誰もが知るところだ。
しかし今から約70年前の兵器だ。
せめてそこで開発が止まり、それ以上、兵器を作り出すことが無ければ、今のこの世は全く違うものとなったはずだ。
第二次世界大戦以降も多くの兵器が悲しいことだが研究され、作り上げられてきた。
今この瞬間も、世界のどこかで新たな兵器が開発されているかもしれない。
人間は一体、なんのために恐ろしい武器を作り続けるのか。
人間は誰も、恐ろしい兵器を作るために生まれた人は存在しない。
例え何があったとしても、目の前にどんな現象が起こったとしても
究極的な状況が起こったとしても、人間の考えだけは必ず守り続けなければならない。
恐ろしい武器を作り上げるのも人間であり、それを使うのも人間だ。
自然災害から身を守るだけでも本当に大変なのに、なぜ恐ろしい武器まで創り出そうとするのか。
新たな兵器を作り出すことより、自分の人生をより新たに高度に作り上げるほうがよっぽど人類の益にもなり、自分自身の益にもなる。
こういうときだからこそ、信仰者としてはもっと一層祈ろう。
分かって祈ろう。
そこに神様が共にすると信じる。
祈れば「恐れ・不安・心配・憂い」がなくなります。祈れば「暗闇」が消え去ります。
祈るので聖三位が共にしてくださり、自分の心と考えが「神様の考え」に変わったからです。
この時祈ることで、自分の心と考えと魂と霊が一層光の中に入ってくるようにしなければなりません。
個人・家庭・民族・世界のある問題について決定する時、神様は<祈り>を受けて、裁くか裁かないかを決定なさいます。
<祈り>が「命を生かす御働き」を左右します。
だから個人・家庭・民族・世界のために祈らなければなりません。神様は祈りを受け取ったら、「時」に合わせて実行なさいます。
神様は<義人の祈り>をよくお聞きになり、行なわれます。<ふさわしい祈り>を受け取り、行なわれます。
そして必ず<主の御名>で祈ってこそ、その祈りを受け取ります。そうしてこそサタンがつけ込むことができません。
このことを分かって、<祈り>を通して三位の前に進み出なければなりません。2017年9月3日 摂理 主日礼拝の御言葉より
参考:
防衛省
エキサイトニュース
産経ニュース
newsclip
CNN
毎日新聞
NHK
朝日新聞