箱根駅伝ー死に物狂いで削り出した<36秒>とは

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今年、往路優勝は東洋大だった。

往路二位の青学との差は<36秒>

 

この<36秒>を、人はどのように表現するだろうか。

 

 

柏原竜二さんといえば、以前、東洋大で箱根駅伝5区を走り 山の神と言われた人。

 

柏原さんが今年、往路が終わった後にTwitterで上記の言葉を、後輩に向けて呟いた。

 

2011年の箱根駅伝。東洋大は早稲田大学にわずか21秒差で敗れた。
東洋大のスローガンは「その1秒をけずりだせ」だ。

 

箱根駅伝は数秒で運命が変わることがある。

 

 

9区を走った国学院大の熊耳(4年)が、先頭が通過してから20分後に繰り上げスタートという規定にわずか5秒足りず、、
最終10区を走る江島(3年)にたすきをつなぐことが出来なかった。
参照:日スポ

あと5秒早ければ、たすきをつなげられたが。

繰り上げスタートの規定により、無情にも国学院はたすきを最後の最後でつなげることができなかった。

一体、どれだけ悔しかったことだろうか。

熊耳選手は最後の最後まで、たすきを繋げようとがむしゃらに頑張っていた。

 

普段生きているとき、一秒、二秒、三秒、一分。
あっという間に過ぎていく。

 

しかし、その一秒は本当に貴重な一秒。
ただであるものではなく、貴重な時間。

 

「世間から見たらたった36秒かもしれないけど、選手から見たら死に物狂いで削り出した36秒」

 

外から見てると分からないけれど、時間を削り出した選手はその価値を痛いほど分かっている。

 

私の目の前にある一秒は誰が削り出してくれたものだろうか。

私は一秒を削り出すため、日々、どれほどの努力をしているだろうか。

 

「一日」が「一秒」のようだ。
一日を一秒と考えて熱心に走りなさい。

何も考えず生きれば
一日が一年のようにゆっくり進む。

「言葉ばかりで行わない人」は
一日を捨てる人と同じだ。

2017-02-01 御言葉より

 

一日を振り返ってみたとき、未練も後悔もないように
一分一秒を計りながら時間を使わなければならない。

実際24時間はそれほど長い時間でもないのに
一日中時間があるという話を聞くと、
自分が多くの時間を持っていると思って悠長に行う。

しかし、あなたたち皆はその時間が
それほど長い時間ではないことを知っているのではないか。

2014-04-04 御言葉より

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