2歳の男の子が行方不明になり、1日たっても見つからなかった時点で最悪の事態を想定してしまいました。
だから、助かるように祈りました。
2歳児の奇跡
病院で報道陣の取材に応じた母親の美緒さん(37)は「生きて会えると思っていなかった」と話し、「すごくすごく、ほんとに胸がいっぱいになりました。感謝の気持ちしかありません」と続けた。
引用:朝日新聞
子供は数秒、目を離しただけで 本当に死んでしまうことがあります。
特に年齢が低ければ低いほど、その危険度は比例して高まります。
2歳といっても、3歳に近い2歳なのか、2歳になったばかりなのかでも大きく違います。
この子はまさに行方不明翌日に2歳になったばかりでした。
歩くことだって転ぶこともあるし、
先が予測できなくて目のまえのことだけを見て歩いて、障害物にぶつかることもある。
大人の行方不明も怖いことですが、子供、それも2歳の行方不明は全く意味合いも状況も異なります。
見つかった場所は、崖もあり、急こう配。
大人でさえ、危険な場所でした。
また、検査の結果からみると救助までの3日間、何も食べていなかったことがわかったそうです。
本当にありえません。
78歳の奇跡
78歳のボランティア 尾畠さんが、捜索に入って2歳の子を見つけるまで、わずか30分。
早く見つけてあげようと思って、見つかった当日は捜索隊より早く、一人で捜索にはいりました。
-捜すポイントを決めた理由は。
「昨日家族と話し、別れた場所を聞いて、子どもの習性として絶対にこの道を上がっていると思った」-どんな思いで捜索をしたか。
「これまでの経験から、子どもだから上に行くと思ったらぴったり当たった。登っていくと左ががけ、右が沢だから沢に向かった」
引用:産経新聞
子供の習性は一度接したからといって分かるものではありません。
豊富なボランティアの経験、人と接する経験が知恵となりました。
知恵は神様がくださるものですが、ただでは神様も与えません。
大分県で2歳女児が行方不明になって翌朝に見つけた経緯があった。
子どもだから下に向かって下ることはない、上に上がるのが子どもの習性と思っていた。
引用:FNN PRIME
尾畠さんは今回だけでなく、65歳で鮮魚店のお仕事をやめたのち、被災地各地をまわりながらボランティアをされてきました。
毎日8キロ走って、体力作りも欠かさないそうです。
(・・・絶句・・・自分を振り返れば・・・神様、すいません・・・)
実践力あふれる、あまりにもかっこいい78歳。
本当に、普段の生き方が、尊い命を救ったのですね。
奇跡というのは一瞬に起こることのように見えますが
平素のあなたたちの変化と努力が積もり積もって
それが一瞬にして起こるとき
その瞬間、奇跡のように見えるのです。
この奇跡の原理を学びなさい。
2011年5月23日 御言葉 奇跡の法則 より
突然起きたわけではないこの奇跡。
<やる人>は毎日「奇跡」が起こる。
神様の奇跡
いくら木陰で過ごせたといっても、気温があまりにも高かったら?
もし、大雨が降っていたら?
逆にカラカラ天気が続いて、沢の水が無かったら?
この地区にはイノシシが多いそうだが、もしこの子がイノシシにあっていたら?
神様も本当の大きな、数々の奇跡を起こしてくださいました。
命を守ってくださいました。
<やる人>は毎日「奇跡」が起こる。
といいますが、神様自身が奇跡を起こしてくださっています。
人間の責任分担と神様の責任分担。
両方があわさって救われたこの尊い命。
本当に2歳の子の命が守られたこと、感謝します。