フィジー諸島でM8.1の地震発生 M8以上の地震を巨大地震と呼ぶ
日本時間の9月7日(金)0時49分頃、南太平洋のフィジー諸島で
震源の深さは約670km、地震の規模はM8.1
という規模の大きな地震が発生しました。
震源が深かったため、日本への津波の心配はないとのことですが、これがもし震源が浅かったら?そもそも場所が違ったら?
巨大な被害があったかもしれません。
M8.1とはどのようなマグニチュードでしょうか。
今回の北海道地震はM6.7、阪神大震災はM7.3、東日本大震災はM9.0。
M8.1とは決して小さくない数字なのです。
マグニチュード(M)とは
地震は様々な要因で、最終的に<震度>になります。
マグニチュード(M)が小さくても、震源が浅ければ震度は大きくなります。
また、マグニチュードが大きくても、震源が浅ければ&遠ければ震度は小さくなります。
参照:四国地方整備局 四国の防災・災害情報
マグニチュードが1違うだけで、32倍のエネルギーになるといいます。
参照:四国地方整備局 四国の防災・災害情報
フィジー諸島で地震が起こると日本にも関係する?リング・オブ・ファイアの存在
リング・オブ・ファイアとは環太平洋地震火山活動活発地帯といいます。
この地域で地震が起こると、他のリング・オブ・ファイア上の地域にも地震が起こりやすいといわれています。
2018年に入って発生した10回のM7以上のうち5回が、8月下旬からの約半月の間に起きており、地震活動の活発な時期に入ったといわれています。
8月19日 M8.2 フィジー諸島
8月22日 M7.3 ベネズエラ
8月24日 M7.1 ペルー
8月29日 M7.1 ニューカレドニア
9月7日 M7.8 フィジー諸島
M7以上のみならず、M6以上ということでも、その発生数は8月は顕著です。
8月は計23回のM6以上地震が発生、2015年以来の回数となりました。
その23回の地震のうち、18回が8月下旬です。
旧約聖書ヨシュア記1章9節
わたしはあなたに命じたではないか。強く、また雄々しくあれ。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない」。
必要以上に恐れる必要は全くありませんし、
地震は完全に予測できるものではなく、あくまで参考程度の話にはなりますが
8月下旬からのこの地震の多さは、今回、地震が起きていない地域でも
心の準備と実際の対策をしても損はないものといえるのかもしれません。
祈りたい
災害が起こると祈りたくなる気持ちになるかたは多いのではないでしょうか。
地震がこれ以上酷くならないように、いまなお大変な思いをしている方のためにも深く深く祈りたいです。
今回、北海道地震で今も避難所にいる方が少しでも楽に過ごせますように。
行方不明の方が一分一秒でも早く救出されますように。
愛する北海道の為に祈ります。
参考:
朝日新聞
毎日新聞
読売新聞
TBS
kobajun.chips
jishin.go
四国地方整備局 四国の防災・災害情報
tocana
防災システム研究所
新MUのブログ
ハザードラボ
Panasonic
日本経済新聞
内閣府
文春オンライン
カラパイア
ロイター通信