国境なき医師団の病院が空爆を受ける様子 死者22名
10月3日未明 炎上する国境なき医師団の病院 出典:MSF
ブリュッセルにある「国境なき医師団」オペレーションセンターの事務局長を務めるストークス氏によると、病院には短い間隔で、およそ4-5回の空爆が行われた。攻撃は、合わせて約1時間に及んだという。
ストークス氏は、「空爆は、病院を明確な目標として実行された。病院の位置は、事前に報告されていた。我々は病院の正確な座標をアフガニスタン政府、地元の野党勢力、そして米軍に送っていた」と語った。ストークス氏によると、空爆を受けた時、病院のスタッフは、アフガン軍および連合軍の両方と連絡を取り、病院が空爆を受けていることを伝えたが、空爆は続けられたという。
またストークス氏によると、空爆の最中に手術を受けていた患者の1人が死亡した。建物が燃えたため、医師たちはこの患者を置き去りにするしかなかったという。
「この病院は、アフガニスタン北東部で唯一の無料の外傷センターだった。これで県にはこのような施設が一つもなくなってしまった。これはとても悲しいことだ。なぜならこの地域では今、激しい戦闘が行われているからだ」。
現時点で空爆の犠牲者は22人となり、その中には、病院の職員12人と患者10人が含まれている。
引用:sputniknews
米軍の攻撃で破壊された国境なき医師団の病院 出典:MSF
爆撃を受けた後、建物の中に残る国境なき医師団のスタッフ 出典:MSF
爆撃後、負傷者に手術を施す国境なき医師団のスタッフ 出典:MSF
米軍が誤爆認める
アフガニスタンで「国境なき医師団」の運営する病院が空爆されたことについて、10月6日に駐留アメリカ軍トップのキャンベル司令官は「空爆はアメリカ軍の指揮系統の中で決定された」と述べて、アメリカ軍による誤爆であることを認めました。
「明確に言えば、空爆の決定は米軍の指揮系統の中で行われた」(キャンベル司令官)
引用:TBS NEWSi
戦争よ、古い時代のものとなれ。新しき時代には戦争が完全に消滅することを祈る。
戦う武器をもつということは、人を死に至らせることが出来るということ。
戦争での誤爆。
このニュースを聞くと心が締め付けられる。
人を救おうとしている人が亡くなった。
本当にこういうニュースは聞きたくないくらいだが、現実から目を背けることも出来ない。
人を救おうとしている人が亡くなったということは、その人を通して救われるべき人まで「亡くなった」ということだ。
2000年前、イエス様がキリストとして現れ、3年にして十字架にかけられ殺されて亡くなった。その生涯がもっと長かったとしたら どれだけ歴史が変わっていたことかと考えると、人を救おうとしている人が亡くなるという、動けなくなるという損失がどれほどの人に影響を与えるかは計り知れない。
人を救おうとしている人に対して、神様が働きかけないことがあるだろうか。
人を救おうとしている人に対して、絶対に害はあってはならない。
そして救われようとしている人に対して、絶対に害があってはならない。
戦争は、救おうとしている人、救われようとしている人まで全て巻き込む。
誤爆の無い戦争がかつてあったのだろうか。
時には。戦争の中で誤爆と称して、意図的に人々を殺す戦争犯罪もある。
敵同士、そして味方同士でもだ。
戦争、この世から本当に消えてほしい。平和を愛する神様は今日も涙を流しているはずだ。キリストは今日も涙を流して祈り、世界を走りながら人々に働きかけているはずだ。
神様は、キリストは戦争を愛さない。平和を愛する方だ。
戦争をしたら両方とも損だ。敗戦した国は滅び、戦勝国もとてつもない被害を被るようになる。神様が戦争を望むだろうか。歴史をちゃんと広げられないから、どれほど損だろうか。
2015年10月2日 摂理のチョンミョンソク牧師の御言葉より
本当にこの世界の全て、一部だけでなく隅々から戦争が無くなることを願ってやまない。もう戦争は過去のものに一瞬でも早くなることを切に祈る。目に見える戦争、そして目に見えない戦争までも、全て無くなり、全世界が本当に美しく新しく生まれ変わることを今日も祈る。まずは私の心がそうであるよう、今日の一日を生きていく。
<新しく作る人>は、違った世界を創造する人だ。
<新しい時代>は、「新しいもの」を作るために行なわなければならない。
<新しいもの>は、ただでは得られない。
<一部>だけ直すより、<すべて>を壊して、新しく建てて、新しい心を持って、新しい生を生きて行ないなさい。
<完全にすべて行なう人>は、「新しい家、新しいものを得た人」だ。2015年10月7日 摂理のチョンミョンソク牧師の御言葉より
記事参考:
sputniknews
TBS NEWSi