認知症と聞くと皆さんにとっては身近ですか?
私の祖母は最終的に認知症になり、94歳で老衰で亡くなりました。
その時、初めて認知症というものに触れたのです。
よく摂理明け方礼拝の時に、祖母のことについてお祈りしたことが思い出されます。
だから私にとって、認知症はそういった意味では身近なことでした。
摂理人の中でも、自分の親や祖父母が認知症だということで
お祈りをしている人達も多くいますし、介護にあたっている人達もいます。
認知症における日本の医療体制は、実は日本が世界に誇れること
2015年9月に認知症アジア学会が熊本で開催される。
認知症患者が増えていく中で、アジアにいる研究員達が互いに協力して対策をしていく。会長をしている老年精神医学の池田学・熊本大学教授は
「地域で認知症をサポートしていく日本の指針をアジアの人達に共有する場にしたい」
と考えている。国際アルツハイマー病協会によると、
認知症患者は2010年の時に約3560万人が世界にいたのだが、
2050年には1億3500万人まで増加し過半数の患者がアジアの人達だと予想が立てられている。
日本の家族や患者を地域で協力し合いサポートする「認知症サポーター」は
海外からも注目を浴びているが、その中でも熊本県は、19万人の人達(人口の約1割)がサポーターとなって、
5年間続けて全国1位となっている。地域の拠点病院と基幹病院を結びつける「熊本モデル」と呼ばれている新たな医療体制を、
全国に向けて先駆となり整備している。参照元:読売新聞(YOMIURI ONLINE)「認知症アジア学会、熊本で15年9月開催」
池田 学教授は
熊本大学大学院 生命科学研究部 神経精神医学分野 教授
熊本大学医学部附属病院 神経精神科科長
をしていらっしゃいます。
自ら<現場>に足を運びながら、各地で公演を行ったりなど精力的に活動していらっしゃいます。
かなり自ら動く!ということで有名なのだそうです。
実践者は毎日変化し、毎日得る。
摂理の鄭明析牧師 明け方の御言葉より
まさにこの言葉の通りです。
この認知症の分野は高齢化社会を迎えている上でも
また近年話題になっている若年性認知症においても
研究が必須という分野ですよね。
この分野がますます発展することを、切にお祈りします。