明日は我が身。コロナに対し、教会として決して油断してはならないとニュースを見て思いました。少しでも感染拡大しないように、切に祈ります。
先月28日に仁川(インチョン)市の教会での大規模な行事にオミクロン株の感染者3人が参加していたことがわかったのです。問題となっているのは、その経緯。
韓国で最初にオミクロン株の感染が確認されたのは、ナイジェリアから帰国した牧師夫婦です。そして、その夫婦を空港から送った知人のウズベキスタン人男性もオミクロン株に感染。さらに男性の夫人、義理の母親、知人の3人にも感染が広がり、この3人が教会の行事に参加していました。
地元自治体は牧師夫婦が当初、“感染対策が施された「帰国者用タクシー」を利用した”と虚偽の説明をしたとしていて、これにより対応が遅れたとの批判が噴出しています。
引用:MBS 画像出典:TBSNEWS Nスタ
この教会の牧師夫婦を空港から自宅まで車で送ったウズベキスタン国籍の知人A氏が訪れた、仁川市の飲食店オーナーと店の利用客もオミクロン株に感染した。
参照:朝鮮日報
ソウル大学、韓国外国語大学、慶熙(キョンヒ)大学では、留学生にそれぞれ1人の新型コロナ感染が確認され、現在、オミクロン株かどうか検査中。
3人は、いずれも複数のオミクロン株感染者が確認された仁川の教会を訪れていた。
引用:テレ朝
教会は多くの人々が密閉された空間に長時間近くに座り、祈祷文を覚えたり賛美したりする特性があるため、集団感染(クラスター)が起きやすい環境にある。ただし教会関係者は「礼拝に出席した信徒はマスクをし、互いに近くで対話することはなかったと話している」と伝えた。教会の広さが3600席規模に達するほど大きい点も礼拝中に密接接触がなかったという根拠として提示された。
引用:中央日報
感染または感染疑い対象の教会信者の相当数が未接種者であることが明らかになり、彼らがオミクロン株突破の穴になったという指摘もある。これまでのところ感染者と疑い患者26人のうちワクチン接種完了者は7人(26.9%)だけだ。残りの19人のうち2人は1次接種だけが完了した不完全接種者、17人は未接種者だ。韓国全国民ワクチン接種率が80%を越えたことを考慮すると未接種者比率が異常に高い。
参照:中央日報
9月の緊急事態宣言解除後以降、キリスト教福音宣教会の各教会では感染対策をしたうえで、小規模の礼拝を再開しています。私が所属する天運教会も同様です。(天運教会の具体的な感染対策は、天運教会近隣の皆さまにもお知らせしており、内容は教会HPより参照できます)
しかし、この韓国でのニュースを見ながら、本当に明日は我が身だと思いました。
日本では感染者が激減し続けていますがオミクロン株への心配もありますし、引き続き教会としても、私個人としても、最大限のコロナ感染対策に努めていきたいです。
カトリックやプロテスタント等は関係なく全ての教会のために、全世界のために、これ以上、感染が拡大しないように心からお祈りいたします。