8日投開票、ミャンマーの選挙。アウン・サン・スー・チー氏率いるNLDが躍進し、政権交代が実現する方向となった。
かつての民主化闘争の指導者から政権誕生の主導者へと変化したスー・チー氏。大統領にはなれないが、事実上、政権運営を担う見通しだ。
引用:読売新聞
アウン・サン・スー・チー。彼女の名前を知らない人はいないだろう。
ミャンマー独立運動の父と呼ばれるアウン・サンの長女。
幾度となく行われた民主化運動を嫌った軍事政権による軟禁。1度目は1989年7月から1991年10月14日まで,2度目は2000年9月から2002年5月まで軟禁。そして2度目の解放から1年後の2003年5月に起こったディベイン事件により3度目の自宅軟禁。ディベイン事件とはビルマ北部を遊説中のNLD指導者や支持者が軍政支持団体に襲撃され、多くの死傷者、逮捕者が出た事件。
国際社会からの支援も受け、2010年11月、ついに軟禁から解放された。
その後は政治活動を更に活発化させ、日本にも2013年に来日している。
出典:BloomBerg
今回行なわれたミャンマー総選挙、国民の多くの注目を集めることとなった。
アウン・サン・スー・チー氏率いるNLDの候補者が選挙運動中、ナイフで切りつけられて負傷した事件もあった。
出典:AFP通信
投票当日は、投票所に長蛇の列が朝早くから見られた。
出典:MYANMAR JAPON
出典:朝日新聞
ミャンマーの選挙中継で、ある若い男性が「自分の自由で投票できるのが嬉しい」と心からの笑顔で語っていた。その笑顔に涙が出そうになった。
ビルマでは人権が多大に損害されているという。例えばインターネットに繋ぐことをわざわざ申請しなくてはならないし、その申請が通らないこともあるのだという。
ミャンマー総選挙、結果が正確に出るのは20日後と言われている。
ミャンマーの国の<始まり>が神様が望む素晴らしい国へ変化を遂げることが出来ますように。
<始めること>が「農夫が畑に種を蒔くこと」と同じだ。
農夫が種を蒔いておけば、芽が出て、日光と雨と風で穀物が大きくなる。
そうしたら、雑草と毒麦を抜いてやって、肥料を与えさえすればいい。
そうしているうちに、目的を成し、終わりを見る「収穫の時」を迎える。
<終わり>である<目的>を成すためには、雨風が吹いても<始め>なければならない。
摂理の鄭明析牧師 明け方の御言葉より
参考: