シリア連続テロ死者200人 イスラム国犯行声明

内戦が続くシリアの2都市で2月21日、爆発があり、これまでに約200人が死亡しました。

 

イスラム国は両方の事件に関与を認め、インターネット上に出した犯行声明を出しました。その中で、首都ダマスカス郊外サイイダ・ザイナブで2人が自爆攻撃を行い、中部の都市ホムスではさらに2人が爆発物を積んだ自動車2台で群衆に突っ込んだと発表しました。

 

サイイダ・ザイナブ地区では少なくとも83人が死亡し、170人以上が負傷。爆発は学校の近く、午後の混雑する時間に起きました。テレビ映像には、子供を含む負傷者を運ぶ人々が走り回っている様子がみられます。現場はイスラム教シーア派の聖地に近いです。

 

ホムスの爆発では、少なくとも46人が死亡し、数十人の負傷者が出ました。シリア人権監視団は59人が、2台の車の爆発で死亡したと伝えています。道路に破片とバラバラになった車が散乱し、黒こげになった男性が担架で運ばれている様子が報道されています。政権の主流宗派であるシーア派の分派アラウィ派(Alawite)が多く住むホムスのザワラ地区は、これまでにも頻繁に攻撃の標的となっています。

 

内戦が続くシリア情勢を巡って、アメリカのケリー国務長官は21日、ロシアのラブロフ外相と電話で会談し、戦闘停止の条件について暫定的な合意に達したことを明らかにしましたが、さらに、ほかの関係国などと調整が必要だとしており、戦闘停止が実現するかどうかは依然、不透明な情勢です。

 

参考:ロイター、NHK、ハフィンポスト、AFPBB、

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