広島県の山陽道で3月17日朝、トンネル内で渋滞中の車の最後尾にトラックがブレーキなしで突っ込んだとみられ、2人死亡、90人以上が煙などで怪我をしました。中には原型をとどめない車もあったとのことです。
照明が落ちて真っ暗になり、黒煙が充満して何も見えない中、布で口を押さえ、小さい懐中電灯をつけて出口に向かった。男性は「逃げるのが一瞬遅れたら、間に合わんかったかもしれない」と語りました。
孫の卒園式に出席するため、妻と広島市に向かっていた竹原市の病院職員男性(68)はトンネル内で、前の車がバックして来たのに気付き、自らも後退しました。しかし、すぐに動けなくなりました。真っ黒な煙が立ちこめてきたため、車を置いて逃げました。「息苦しかった。死ぬかも知れないと思った」。
参考:毎日新聞、読売新聞、産経新聞
冒頭画像出典:毎日新聞