交通事故の慰謝料で弁護士さんに相談した結果ー茨城つくば

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つくば市で一昨年、私は交通事故にあいました。
私が停車中、後ろからの追突。
他に巻き込まれた車はなく、道路や建物などにも損害はありませんでした。

過失割合で、相手が100%悪いことになりました。
私はその後、半年間、整形外科と整骨院に通うことになりました。

相手方とは特にトラブルもなく、保険会社に間に入っていただきました。

整形外科と整骨院の治療が終わった後、慰謝料の支払いになりました。
ここからの道のりが長かったのです。

 

目次

慰謝料とは何?

私はいくら調べても慰謝料がよく分かりませんでした。

 

慰謝料というのは、精神的苦痛に対しての賠償のことです。

 

交通事故が起こり、車が傷つき、自分もケガをし、100%相手が悪い(過失割合)となった私の場合は
・車の賠償実費
・怪我の治療費(整形外科、整骨院)
・慰謝料
この3つが支払われました。

(他にも、車と人以外の建物などを壊した場合にはそれに対しても支払われますが、今回、私の場合はそれはありませんでした。)

これらをひっくるめて、損害賠償金といいます。
損害賠償金の中の一つに、慰謝料があるのです。

 

慰謝料計算の難しさ

慰謝料は、精神的苦痛という見えないものに対して支払われるわけですが
実際は怪我の程度、治療期間、怪我の場所によって計算されます。

なお、怪我で入院通院のみならず、後遺症が残ったり死亡してしまったりした場合の慰謝料はまた別となります。

大よその相場はあるので、<交通事故 慰謝料 計算>と検索して複数のサイトで慰謝料を計算してみてください。
だいたいその相場はあってます。

 

しかし、これは品物の代金のように絶対的に金額が決まっているわけではないのです。
決まってるのは相場だけです。

 

相手の保険会社は詐欺??慰謝料低いんだけど

相手の保険会社は、「なるべく低い金額の慰謝料を提示してくる」という話がありますが
私の場合は、実際にそうでした。
相場からかけ離れた金額ではありませんでしたが、それでも私が計算してみると、慰謝料の額が低いように思えました。

 

でも法律違反でもなく、詐欺でもありません。
ではなぜ低い金額を提示してくるのでしょう?

 

自賠責保険基準、任意保険基準、弁護士基準とは

慰謝料の金額基準は3種類あります。

 

自賠責保険基準は自賠責保険から支払われ、最低限補償基準となっています。

任意保険基準は、自賠責保険のみではカバーできない部分まで保険金が支払われるため、自賠責保険基準より高額になります。

弁護士基準とは公正で客観的な判断に基づくと言われており、一番高額な慰謝料の支払いになります。

 

慰謝料は弁護士に頼んだほうが増えるのか?ー弁護士さんに頼んでみるメリットとは

私は慰謝料をふんだくろうとか思ってはいませんでしたが(笑)
そんなことしたら神様に怒られますからね。

 

ただ、もらうべき金額はもらったほうがいいとは思っていました。
しかし、自分自身でもらうべき金額なんて分からないですよね。

 

たまたま私には知り合いの弁護士がいたため、その方に相談しました。

 

だんだん、保険会社とのやり取りに疲れてきたのも大きな理由の一つです。
やってみた方は分かると思いますが、しっかりと保険会社とやり取りしようと思うと本当に疲れるんです。

 

自分自身は交通事故の素人、相手の保険会社はプロ。
素人が保険会社とやり取りするには、自分自身も知識を身に着けないといけません。

 

当時、私は体調もあまりよくなかったので「これ以上やり取りしたくない」というのが本音でした。

 

弁護士さんに相談して、最後は一切の保険会社とのやり取りをお願いしました。

 

で、結果。
慰謝料は20万円ほど増額になりました。

 

ビックリですよね。弁護士基準って、本当にあるんだとおもいました。

でも私は慰謝料の適正な支払いより、弁護士さんに間に入ってもらって保険会社とのやり取りをしなくていいことのほうが
最大のメリットだと思いました。

 

保険会社が悪いわけじゃないんです。
相手の保険会社は、超有名どころで誰でも知ってるような会社。
紳士的な丁寧なやり取りばかりでした。

 

でも手続きや書類の多さ。
私はクラクラしてました涙

 

これはどこの保険会社でも一緒です。
自分自身で、病院の診断書をとり、自分自身で交通事故証明を警察でとり。
他にも複数の書類を用意する必要があります。

印鑑をいったい何度押したことでしょう。

 

私がもっと知識があったら、それこそ弁護士とかだったら対等に話し合えたと思いますが
いやー、そうとはいかなかった。
交通事故の慰謝料については、全くの無知でした。

 

弁護士さんに頼んで本当に良かったと今でも思っています。

 

知り合いの弁護士さんに頼んだメリットとデメリット

知り合いの弁護士さんに頼んで良かったことは、私自身の精神的安定です。

知り合いなので、絶対的に信頼できました。
それが一番大きかったです。

周りに知り合いの弁護士さんがもしいらっしゃらない方は
普段から信頼できそうな弁護士さんを見つけておくのも良いかもしれませんね。

デメリットは、実は一つも感じませんでした。

 

これは絶対おすすめしたい!!弁護士特約を任意保険につけましょう!

皆さんの任意保険に、弁護士特約はついてますか?
私も交通事故にあってから、その特約の存在を知りました。
私は弁護士特約ついてませんでした。

 

弁護士特約とは、交通事故にあった、交通事故を起こしたときに
弁護士さんへの報酬や裁判費用に支払われます。

 

これ、年間でそんなに高くないんです。

 

保険会社によっても違うと思いますが、私の入ってる任意保険では
弁護士特約をつけると、年間1000円程度の増額にしかなりませんでした。

 

それでいて、弁護士・裁判費用は最大300万支払われるんです。
これはかなりでかい。

いま入っている任意保険に、殆どの場合は追加できるはずなので 保険会社に問い合わせてみてください。手続きは書類を多少書く程度で全く複雑ではないです。

ぜひ入ってみてくださいと声を大にして言いたい!

 

大抵、弁護士さんに頼むと聞かれると思います。
「弁護士特約入っていますか?」と。

 

交通事故にあってから入るのでは遅いので、前もって入られることを心からおすすめします!

 

交通事故にあう以前に、前もっての備えを!

今日の記事は、自賠責保険と任意保険の違いー麦わらさんブログを見て、それで交通事故について、特に気になる慰謝料についての実体験を書いてみました。

 

交通事故はあわないのが一番いいですが、交通事故にあったときにどうするかというのも前もって考えて備えておくことを心からオススメします!!

交通事故はご存知の通り、自分だけ気を付けていても難しい部分があります。
祈って、そして実際に備えもしておきましょう!

 


<知恵のある人>は、前もってやるし、分別するし、憤ることがあっても
相手に対して顔に出さずに、他の方法で知恵をもって行なう。
鄭明析牧師の明け方の御言葉より

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