聖書がむずかしいと感じる理由のひとつに、
よくわからない単語がいっぱい出てくるということがあるとおもいます。
聖書はとにかくカタカナがいっぱいでてくるのです。
大抵、人の名前や地名なのですが、名前の響きで勝手にイメージがわいてしまうこともあります。
ということで、〜だとおもっていたシリーズを挙げてみようかとおもいます。
ソドムとゴモラはペアのモンスターだとおもっていた
創世記19章に、「ソドムとゴモラ」という地域の名前が出てきます。
いつもセットで出てくるので、怪物のようなイメージでした。
一見、シーサーやお稲荷さんのような感じで、2匹で出てくるモンスターかのように思えます。
モンスターだから、サタンの仲間とかかなあとおもっていました。
ちょうどみんな3文字だし。
創世記13:10
ロトが目を上げてヨルダンの低地をあまねく見わたすと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる前であったから、ゾアルまで主の園のように、またエジプトの地のように、すみずみまでよく潤っていた。
エステルは回復魔法だとおもっていた
エステルは人の名前です。
エステル記は、当時の時代背景にしては珍しく、女性がメインで書かれている部分です。
ドラクエとかFFとかRPGでそんな名前の魔法があったような気がします。
ちなみにドラクエはホイミ、FFはケアルですね。
エステル記2:17
王はすべての婦人にまさってエステルを愛したので、彼女はすべての処女にまさって王の前に恵みといつくしみとを得た。王はついに王妃の冠を彼女の頭にいただかせ、ワシテに代って王妃とした。
アダムとエバはなんか偉い人たちだとおもっていた
特にアダムは、エヴァンゲリオンのイメージが強かったです。
しかも別にエヴァンゲリオンについて詳しいわけじゃないので、
アダムは重要なキャラクターだくらいにしかおもっていなかったのですが。
あんまり関係ないのですが、アダムとアトムって発音が似ているんですけど、
そのせいで、アダムの髪型は鉄腕アトムのようなイメージでした。
創世記5:2
彼らを男と女とに創造された。彼らが創造された時、神は彼らを祝福して、その名をアダムと名づけられた。
イエス・キリストはガッツ石松みたいな意味だとおもっていた
はじめて御言葉を聞いた当初は、言い得て妙だとおもっていたのですが、
よく考えれば、全くちがいますね。
「イエス」が名前で、「キリスト」が役職です。
「ガッツ」が苗字で、「石松」も苗字だと考えると、ちがいます。
仮に「ガッツ」がミドルネームだとしても、後に来る「石松」も名前だから、全然ちがいます。
ヨハネによる福音書17:3
永遠の命とは、唯一の、まことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。
乳香はミルクみたいなおいしそうなものだとおもっていた
乳香って、実物はこういうやつです。
樹脂だそうです。
なんと食べられないものでした。
マタイによる福音書2:11
そして、家にはいって、母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、黄金・乳香・没薬などの贈り物をささげた。
なにより1番の勘違いは、
キリストは、自分と関係ない存在だとおもっていた
ということです。
自分が救われる必要があること、キリストが自分を救ってくれるということ、
そういう感覚が全然わかりませんでした。
そもそも救われるってなんなのか、ピンときていませんでした。
聖書は、ひたすらキリストについて書かれている本です。
そのキリストが、自分と関係のある存在であるということがわからなければ、
聖書を読む必要性もわからなくなってくるのです。
ちょうどわたしはいま、トイレに行ってきたところです。
人ならば、だれでもトイレが必要ですが、
キリストは、トイレほどにないと困るものだと強く悟りました。
ということで、
こういった勘違いは、聖書を読むときにつまずきになることもあるので、
みなさま、お気をつけくださいませ。