3年前の7月13日、わたしははじめて摂理の礼拝に出ました。
それから、この初めの3年間が自分を成長させるのに重要な期間だと考え、
いろいろと焦りつつもがきながら過ごしました。
3年を過ぎることは、なんとなく区切りのようなかんじがします。
個人的には、ついに3年経った!何かから抜け出した!という感覚です。
はじめの3年が過ぎるまで、不安と心配が一層募っていきました。
この時点で、「ある程度成長しなくては、変化しなくては」という不安でした。
摂理にせっかくきたのになにも変わっていなければ、かなり残念です。
御言葉を聞いていても特に変化がないなら、なにがいいの?
摂理にきた意味はあるの?と考えざるを得ません。
日々過ごしている時間が、全く意味がなかったなんて考えたら、本当にいやでした。
御言葉もなにもわからんちんでしたが、どうしようどうしよう、ともがいていました。
はじめの1年間
まず、「もがくってなんだ?」というところからはじまりました。
当時は、御言葉をただ聞くだけ、お祈りをただするだけでした。それで満足していた部分もあるとおもいます。
それはそれで、それなりに感動や悟りも日々ありました。
しかし、今と比べると、あまり行いのない信仰でした。
なんで摂理が大変だと感じる人がいるのか、どうやって御言葉を生活に落とし込んでいくのか、
何もかもちんぷんかんぷんでした。
礼拝に出るだけで、生活の中で御言葉をすっかり忘れていました。まあ神様は呼ぼう、というかんじ。
淡々と考えていたし、すぐ目の前のことに夢中になって神様を忘れ、自分中心の生活でした。
自分のいやなことはしないし、自分のすきなことをしていた記憶があります。
半年経ったあたりで、撮影もやり始めたかも。
なぜ自分がやらせて頂けたのか本当に謎だし、かなりありがたかったとおもいます。
摂理のイベントも、そこまで価値がわからなかったし、
参加はするけど主体的にはやらないスタンスでした。
今考えると、周りの人から見たら、とてもやりにくい性格だったなあとおもいます。
信仰が入ってきた2年目
ようやく、色々と首を突っ込みはじめた期間かなとおもいます。
もがく感覚も少しずつ持ち始めた感じ。
今も直っていない部分はありますが、すぐ人のせいにしてたかも。
はっきりとした夢を見たり、若干霊的な期間でした。
自分の霊を見たり、夢で先生に会ったりしました。
あとは、卒業制作と信仰生活と、力づくで乗り越えたような。
わたしはこのとき、御言葉が全く話せませんでした。
今の問題の答えになるような御言葉を聞いた気がするけど、なんだっけ・・?
と、いつも記憶があやふやでした。そのことがいつも、もどかしかったです。
苦しみの3年目
このとき、2年目でたまった疲れが、どばっと押し寄せてきた感じがしました。
自分の悪い性格と体質と特性が一気にあらわになってつらかったです。
われながらひどい精神病だなあとおもいました。
直すのと、乗り越えるのと、立ち直るのとでいっぱいいっぱいでした。
治療の過程で一時的に起こる身体反応のことを好転反応といいますが、
そういうもののようにも感じました。
ここで、自分について見つめ直したことが大きいなあとおもいます。
自分が苦しんでなにもできないでいる間、
周りの人がうまくやっている姿を見ることしかできませんでした。
わたしはそのとき、正直それを全然喜べませんでした。
むしろ若干妬ましくおもっていました。ほんと余裕がありませんでした。
しかし聖書には、妬むなと書いてあるので、全然よい状態ではありませんでした。笑
そうして3年が経った!
まだまだ変化しきれていない部分もたくさんあるのですが、
この3年間で、だいぶ自分の性格を治めるようになりました。
自分の特徴を理解したこともでかい。
御言葉も、自然と口から出てくるようになったのです。
わたしは3年間の間、ずっとこのように祈っていました。
いつも徳の高い言葉を話す人にならせてくださいと。
自分の努力不足で、完璧ではないけれど、そのように近づけるようにしてくださって本当に感謝です。
個人的には、めまぐるしいほどの変化です。泣ける。
この状態で3年を迎えられて、ちょっと安心しています。
理想には全然足りないけれど、少なからず変化を感じるから。
できなかったことがいつの間にかできるようになっています。本当にうれしい!
摂理にきてからは、はじめて自転車に乗るような経験を何度もくりかえすようです。
転んで起き上がってを繰り返して、やっと自転車に乗れた!
とおもったら、また新しい型の自転車がくるんです。
それからしばらくまた、転んで起き上がってをくりかえします。
はじめは本当に痛いけれど、乗れるようになったら、もっと速く移動できるし、
もっと力をつけて、遠いところにも行けるようになります。
変化して成長する喜びが、摂理で感じられる味のひとつだなとおもいます。
3年間育ててくださった三位に感謝です!また続けて育ててください!