わたしは特段耳がいいわけではないのですが、
目を開けなくても、聞こえてくる鼻息によって、教会の人たちを分別することができます。
うちの教会の人たちには、鼻や咳の音がよく聞こえる人たちが多いです。
人によって鼻をすする音が異なるのですが、
ある人は
「ズズッ・・・コァン!」
またある人は、
「スン!・・ゲフン!」
と、音の特徴があります。
ところで、教会に行くと、教会の人たちに何か話したいことがあったり、用事があることがあります。
しかし、わたしたち、教会では目をつぶってお祈りをしますから、
なかなかいいタイミングで話せないこともあります。
自分が目をつぶって祈っているうちに、彼らは去ってしまうのです。
あの人に用事があるから、先に帰られては困る。
そういうことがあります。
そんなとき、お祈りしている最中、鼻息に耳を澄ませばよいのです。
あっ、この鼻息・・さては、○○さん、もう帰るのだな?
お祈り中は、霊感も研ぎ澄まされていますから、
よく分別することができるでしょう。
わたしは、いつもそのようにして、人をつかまえています。
初めは、お祈り中の雑音があまりにも気になっていたことがきっかけでした。
教会の人たちの足音や鼻息がうるさかったのです。
お祈りよりもこちらに神経を使ううちに、このように活用できることに気がつきました。
だれでも人ですから、生きれば、生きている生活音が出ます。
わたしもよくうっかり、大きな足音を立てて歩いています。
周囲の人に不満を思うこともありますが、お互い様です。
そして、問題に思うことも、使い方を考えれば、よいツールになります。
などと偉そうなことを言っておりますが、この前は、みんながお祈りしている中で、
うっかりスマホのアラームを鳴らしてしまいました。申し訳ありましぇん・・