流産のお話ー摂理にいるから神様を信じてるから上手く行くわけではない

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「摂理にきたから、全て全部幸せ。離婚、夫婦喧嘩、傷つくことなんて無縁の世界。」

 

そうではないんですよね。

 

私が摂理にきて今年で22年目。
同世代の子達の多くは家庭をもって10年前後、たってるひとたちです。

 

話を聞けば一つ一つの家庭、一人ひとり。とっても深い経緯があります。

 

時には人に言いづらいこともたくさんあります。

 

家庭局ブログで記事を書いてくださっている、まりもさんが少し前に流産した話をアップしてくださいました。

今日はこの記事をご紹介したいと思います。(ご本人にもご相談済み)

 

“その日の夜”のこと

まりもさんは上のお子さんがいて、二人目の妊娠。
お子さんとも一緒に、出産の日を楽しみにしていたそうです。

 

ある日の夜、旦那さんがちょうど出張、上のお子さんが寝ぼけて泣きわめく。
その状況で、血が止まらなくなったといいます。

 

そして

どうしよう

神様!この子を助けてください!!!

と祈ったのです。

 

しかし。

流産という結果になりました。

 

摂理の人だろうが、そうでなかろうが、流産の経験がある人たちは少数ではありません。
ご本人たちにとっては、そのショックがどれだけのことでしょうか。

 

私も妊娠出産の世代に自分がなるまで、流産の多さについてよく分かっていませんでした。

 

まりもさんはその後、本当にショックで、本当に大変な状況だったことをブログに記しています。
出張だった旦那さんも、どれだけ一刻も早く駆け付けたかったことでしょうか。

 

神様を知っているからこそ、神様をうらみたくなる?

神様の存在を信じていれば
「どうしてあのとき助けてくれなかったんだろうか」
そう思う人もいるのかもしれません。

でも、まりもさん夫婦はそうではありませんでした。

助けてくださいとお祈りしながら月明洞の薬水を飲んだおかげか
流産処置のための手術は一切せずにすみ
経過観察のみで回復することができました
旦那さんも、最大限神様はしてくださったといってくれました

 

流産で、神様を恨むことはなかったです
例えば祈ったのになんで助けてくれなかったのかとか
流産する子をなぜ授けたのか、とか

だって

染色体異常だったなら助からないのが理知だし
受精の中で染色体異常が発生することも理知だし
その過程があるからこそ、新しいものが生まれるわけで・・・
(まりも、一応遺伝学、発生学専攻)

 

そして。
皆さんに、特に読んでほしいと思ったのはこの部分です。

 

でも、やっぱり悲しくはあった

そんな中で、帰ってきた旦那さんが祈ってくれたのが
流れてしまった子の霊が、天国で成長できるようにということでした

それを聞いてすごくハッとした

なんでこれを書こうと思ったのかというと

摂理にいるから、神様を信じてるから
なんでも上手く行くわけではないんです

普通の人が経験することもみんな経験します

だって普通に生きてるから
出産もするし、逆に子供ができなくて悩む人もいるし
流産もする人もいる

でも何が違うか
人がなんのために生きるのかを知っている
これが大きいと思います

子供が流れてしまって本当に悲しかったです。
でも、その子が生まれたならなんのために生きるはずだったのか
それができなくなったならどうしたらいいのか
それを知っているということが
本当に大きいということを体験しました。

知らなかったら、ただ悲しくて、何もしてあげられなかった後悔も激しくて
どうしようもなかったと思うのです

でも、わかるから
そのために祈ることができる

これが本当に大きなことだと思いました。

 

神様を信じているから全部問題ありませんとかではない。
信じたから、全てがうまくいくわけではない。

だから、「神様を信じて何が違うのかが分からない。」そういう若い子達もいます。

でも、「人がなんのために生きるのかを知っている」これは究極的に大きいことです。

 

知っているからこそ、祈ることが出来る。

神様がその子にどのように接してくださるのかが分かる。

本当に残念ながら亡くなってしまったとしても、その子のために深く祈り続けることが出来る。

 

どれだけこれが大きいことでしょうか。

 

そして、子供が元気に生まれてきて
元気に育つこと
これが普通のことではないのだと
まーちゃんが今、こうしていることが
本当に奇跡なんだと

改めて気づかされました

そうやって
なんでもないように生きている
あなたも
生きてることは奇跡なんです
生まれたことは奇跡なんです

それを教えてくれた「あなた」に感謝
「あなた」に会えるようにしてくださった神様に感謝
いつか会える日が来るかな

ありがとう

実際に悟ってこれ以上ないくらい体感した方の言葉は本当に深すぎる。

なんでもないような一日にみえて、こうして生きていることができる毎日は奇跡の連続なのです。

命の存在そのものが奇跡です。

「命というのは本当に大事なものです。」
「全世界を与えても代えることができないのが命だ」

神様が私に答えて下さった声があります。
「あなたは、命を大事に思う人だから、あなたの命を顧みてあげよう。あなたを必ず生きて帰るようにしてあげよう。」

1997年10月26日 「命を愛しなさい」
マタイによる福音書16章24―28
KBSプサンホール

 

流産とは

まりもさんが少し書かれているように、妊娠初期の流産は多くが胎児の染色体異常といわれています。

胎児の染色体異常は、受精段階で決まっているのです。受精した段階で妊娠が継続できない状態であるといえます。つまり、妊娠初期の流産はママに問題があることは少ないのです。

流産の原因の多くは胎児の染色体異常によるものです。
パパやママ、とくにママは私が悪かったのでは…と自分を責めないようにしてくださいね。

引用:清水なほみ先生
ポートサイド女性総合クリニックビバリータ・院長

 

妊婦さんが安定期(妊娠5か月以降)になってから、妊娠を周りは知ることが多いと思いますが、
妊娠初期の段階の方がもし周りにいたら、あたたかく見守り、お祈りしてあげましょう。

 

最後に

まりもさんが今回、記事を書いてくださったこと、本当にありがたくおもいます。

お子さんである「あなた」。
きっと天国で今頃、神様や聖霊様に抱かれて過ごしてると信じます。

 

まりもさんの記事全文はこちら。ぜひ読んでみてください。ここには載せきれなかった文章がたくさんあります。

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