あれこれと考えてくれる人の話

教会をまとめてくれる人を、牧会者といいます。
もうひとり、副牧会者という立場があります。

もうひとり、ふたり、なんにんか、
学生をまとめる人、社会人をまとめる人と、
さまざまに教会のみんなをまとめてくれる存在がいます。

彼らは、教会の一人ひとりを気にかけてくれています。
いつも教会のみんなのために祈り、考えてあげます。
調子はどうか、いつも話を聞いて、また話してもあげます。

そういうこともあって、人を見る目が肥えています。
見た目が健康そうでも、あの人元気がないような気がする。と
気にかけて、他のまとめている人にも話してみると、
わたしもそう思いました。と続くそうです。

 

わたしはその話を、そのようにみんなをまとめる先輩から聞いたとき、
あっ、そういうことだったのか、と思いました。

確かにその先輩は、だれも気づかなかった、教会のある人の異変に気づいたり、
また他のある人の調子が少しでもちがえば、すぐさま的確にことばをかけたりしていました。

様々な人の調子がいつもとちがうとき、
わたしも気づくことはよく気づいていました。

しかし、それが具体的になんなのか。はたしていいのかわるいのか。
それに対してわたしはその人のために何をどうするべきだったのか。
よくわかりませんでした。

その先輩が、調子の異なるその人に、実際にやさしく声をかけるとき、
あっ、わたしが感じていた異変は、そういうことだ。と気づくことがよくありました。

細やかな人だし、長く生きてるからそういうことができるのかと思っていました。
でも、それだけではないのだなあと思いました。

 

 

「牧会」ということばの意味に、「人間の魂への配慮」という意味があるそうです。
まさにそのとおりだなと感じました。

肉体の健康にも気をつかい、
心や考えや霊のことも気にかけてくれます。
霊については、漫画でわかりやすくまとめられた記事があるので
読んでみるとわかりやすいかと思います。

 

教会をまとめてくれる人たちは、
先生の気持ちで、あれこれと考えてくれます。
先生は、御言葉を聞く人たちをたくさん愛しているから。
そしてそれは、神様の気持ちでもあります。

人の肉体も、魂も、霊までも、細やかにたすけようとしてくれる
牧会者たちと先生と神様です。

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