お祈りするときに目をつぶる理由を考えた話

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祈るときは、絶対に目をつぶりなさいと言われたことはありませんでしたが、

ふつう、多くの人は、お祈りするときに目をつぶります。わたしはそれが不思議でした。

 

はじめに、お祈りについての話を聞いたとき、お祈りは神様との対話だと教わりました。

目の前に実際に神様がいらっしゃるとおもって話せばいいと教えてもらいました。

 

それを聞いて、わたしは家で祈るとき、

目を開けて、目の前にいらっしゃる神様を想像しながらお話しました。

 

しかし、御言葉のときは、みんな目をつぶって祈るし、

教会に行くようになると、やっぱりみんな目をつぶって祈っていました。

 

なんで対話なのに、目をつぶるんだろう、と若干理解ができませんでしたが、

やっぱ、目、つぶって祈ろう。とおもうようになった理由をご紹介します。

 

集中できる

周りの先輩に、「なぜ祈るときに目をつぶるのか」と聞くと、

「その方が集中できるでしょう。目を開けていると、視界にいろいろなものが入ってくるから」という答えでした。

確かに、目を開けていると、人々が活動している姿がいやでも視界に入ってきます。

脳内で神様を目の前にセットしても、その奥でいろいろ動いている人たちを感じると、集中できません。

 

祈っていることを周りにアピールできる

目を開けて祈っていると、みんな構わず話しかけてきます。

なぜなら、わたしが今祈っているとわからないから。

わたし、今お祈りしているので話しかけないでください、と逐一説明するわけにもいかず、

いっしょに話すうちに、お祈りもどこかへ行ってしまいます。

しかし、しっかり目をつぶっていれば、みんな空気を読んで話しかけないでくれます。

 

環境に左右されなくなる

目をつぶれば、自分が今どこにいるのか考えなくて済むようになります。

たとえボロアパートで、たくわんと白飯を目の前にお祈りしていたとしても、

目をつぶった瞬間、高級ホテルでの心地よい朝、

ブレックファーストにバターのとろける焼きたてのパンを前にして祈っていると思えば超やる気が出てきます。

また、先生の故郷、月明洞の芝生でひとり祈っていると考え、

目の前に先生もいらっしゃったとおもえば楽しさ爆発です。

 

お祈りモードに入れる

気持ちの切り替えって大事ですよね。

場所を変えたり、一休みしたり、気持ちを切り替える方法はいくらもありますが、

目をつぶると、視界から入る情報が一気になくなり、暗くもなって、

普段の生活モードから、お祈りするモードに切り替えることができます。

お祈りの前に賛美をしたりもしますが、お祈りするぞ感だいじですよね。

 

 

ということでした。

目をつぶった方がはるかに集中できるし、神様に出会う感じもするので、

わたしは目をつぶって祈るようになりました。

 

逆に、わたしが目を開けて祈るときもチラッとご紹介します。

 

テンションが上がったとき

祈っていて、感謝や喜びや愛が爆発して、ワーッとなるときがあります。

そんなときは、目を閉じていられません。

目も鼻の穴も開くし、たぶん毛穴とかも開いています。

 

撮影など、仕事をしながら祈るとき

 

みんなが祈る姿を撮影したりすることもあります。

瞬間を逃してはいけないし、しかしそのとき自分も祈りたい。

目を開いて祈りながら撮影すればいいと、前にある牧師さんから教えていただいたことがあります。

そうか、目をつぶってじっとすることだけが祈りじゃないんだ、とおもい直した瞬間でした。

 

最後に、御言葉で目をつぶる理由について探してみると、

肉体の目をつぶって、自分の中にいる魂と霊に集中するためだとおっしゃっていました。

 

わたしたちの魂と霊は、神様とつながっているから

目をつぶって祈れば 自然に神様のことが思い浮かび、感じることができるのだそうです。

 

なるほどー!

 

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