職場での悪口に悩んでいます。(茨城県 24歳 女性)

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社会に出てコミュニティに属すれば、もれなく悪口と噂話がセットでくっついてくるものです。

社会人になって一層、よくない言葉を話す人たちが周囲に多く現れるようになったと感じます。

わたしの会社の研修先では、他の複数の会社も含めて共に研修を行っていました。
50人ほどの研修生たちはそれぞれ少人数のチームに分けられ、
島をいくつか作った状態で研修が行われました。
わたしたちは、その決められたチームで研修内容を進めていきました。

その研修先には、コミュニケーションを取ることが難しい人たちが何人かいました。
研修先の人たちは、その人たちによって、気分を害することが多くありました。

会社の同期の何人かは、その人たちと同じチームでした。
そのため、チームでコミュニケーションをうまく取ることができず、業務を進めることが困難なこともありました。

会社の同期たちは、その人のいないところで、その人を下に見る発言をするようになりました。

休憩時間や帰り道、同期同士で集まるたびに悪口が始まりました。

その様子を見て、わたしは心が痛くなりました。
悪口が始まるとき、わたしはいつも黙ってその場から離れました。

そうして、トイレにこもって神様にお祈りしました。

「神様あああぁああうちの同期が悪口言ってほんとごめんなさいいいいい
根はいい人なんですううう悪口がなくなりますようにいぃぃいうえええええん」(誇張なし)

わたしの同期たちは、正直、とても性格がいい人たちなのです。
なので、悪口も言うこともあるのだなあとおもい、ショックでした。

ま、でも、とりあえず祈っとけばなんとかなるっしょ!と、それほど悩まずにいました。
しかし、状況は変わらず、しばらく同じ毎日が続きました。

 

そのうち、わたしはあることを考えるようになりました。
チームは、研修の後半に一度、席替えをするタイミングがあったのです。
つまり一度、全員バラバラになる機会があったのです。

わたしが、悪く言われている人たちと共にして、彼らはいい人だよと主張をすれば、悪く話す人はいなくなると思いました。
だから次の席替えでは、わたしのチームに、悪く言われている人を集めてください。と神様に祈り続けました。

わりと切実に祈ったので、これは神様に届いたな!という感触がありました。

しかし、わたしもコミュニケーション能力は高いわけではないので、
チームでの研修がどのようになるのか不安感はありました。

そうして迎えた、席替えの日、わたしは覚悟して座席表を見ました。

わたしの席は、彼らと同じチームではありませんでした。
あれ?あれれれー?神様まちがえちゃった?と困惑しました。
むしろ、席が前よりも離れてしまいました。

さらに座席表をよく見てみると、悪く言われている男子一人は、会社の同期の女子と同じチームでした。

あれれれー?神様、どうして一緒にしちゃったんですかーー??
神様わたしのお祈り聞いてました?また悪口増えちゃうじゃないですか?
あれれれれれー?

と、「?」が飛ぶしかありませんでした。

席替え後、ハテナが飛び散った頭のまま、同期たちの様子を見に行ってみました。

また悪口が飛び交っているのでは・・と不安でしたが、
なんと、そのような様子ではありませんでした。

他の同期は、コミュニケーションが難しい彼と同じチームになってしまって、大変だね。と
彼女を心配していました。

しかし、彼女は、「全然大丈夫だよ〜!普通にいい人!」と話していました。

何が起こったのかと思いました。
彼女は以前までは、みんなと一緒になって悪口を言っていたからです。

 

そのときは、よかった、と安心しました。

しかし、やはり彼女のチームは、ひとつになって研修を進めることがだんだん困難になっていきました。

それでも、休憩時間、飲み会、ごはんのとき、
彼女は、彼を悪く言うことはなかったのです。
わたしは、やはり祈ったから、神様がそのようにしてくださったのだ!と感謝しました。

 

そのうちその子は、研修先の社員とわたしだけに、チームの状況を相談するようになりました。
わたしは一緒に、解決できる方法を考えました。

話していると、彼女は、
「悪口は言うべきではない。同期に話すと、悪口になってしまうから、相談すべき人にだけ伝えている。」

と話し始めました。
わたしは、「そうそうそうそのとおりだよ〜〜!!なんか変わったね!!!」と彼女を褒めちぎりました。

彼女は続けて、
「hanaがみんなの悪口に一切参加しないのを見て、なぜだろうと考えていたよ」
「それで、そのうち悪口はよくないと考えるようになったよ。だから、みんなにも悪口を言うのをやめた」

と話してくれました。

神様にお願いしたこと、完全に聞かれて叶えてくださってるううううう!!?
単純に悪口を言わないだけじゃなくて、根本的に考え方まで変わってるううう?!!
わたしの考えた形じゃなくて、神様の一番いい方法で叶えられてるうううう!!?

と、驚きました。
ここここんな短期間でそそそそんな奇跡が!と感動しました。
神様は間違えてなんかいなかったのです!

やばくない?
わたし、神様と通じ合いすぎじゃない?
そして君、神様が働きかけまくってるよ?
御言葉学んだらいいんじゃない?
などとは一言も伝えることもできないまま、目の前の彼女を見つめました。

 

単純にわたしが悪口を言わないだけなら、
最初から言わない人だからな、で終わったかもしれません。

しかし、彼女の考え方や行ないが変化したことで、
同期たちも、何か感じることがあるのではないかなとおもいました。

しかも、彼女は悪口を言うよりも、もっとよいやり方がある、と他の同期たちに働きかけ始めていたのです。

神様の方法は、わたしの考える方法より、はるかによいです。

そして、続けて彼女が、この壁を神様の方法で乗り越えられるように、
わたしは神様の考え方をたくさん伝えました。

 

この春から、学生時代よりも多くの人と接するうち、
わたしは自分が生きるためだけでなく、
みんなが楽しく生きられるようにも御言葉を学んでおかなければいけないなとおもいました。

今まで人と接するときは、自分の身を守ることや自分の心が落ち込まないように、と必死でしたが、
みんなに神様の考え方を教えて、みんなが楽しく過ごせるようにしてみようとおもいました。

防御して、守っているだけでは何も進まないからです。
今までは、人に働きかけることに自信がありませんでした。
いつも、言い負かされたらどうしようと思っていました。
だから提案も意見もなかなか言えませんでした。

しかし、この一ヶ月半、
わたしの行ないが人に伝わっていく様子を見て、
神様から学んだことがみんなに広まっていくように感じ、
まずは負けてもいいから、正しいと思ったことは変わらずに続けようとおもいました。
思ったことや考えたことを、しっかり伝えてみようとおもいました。

そうすると、とても楽しいのです。
待っているだけ、聞くだけ、受け身でいるだけよりも、もっと面白いです。

社会人は新しい考え方を得られるので、本当に楽しいです。
しかし、たぶん、同期の中でこんなに楽しんでいるのはわたしくらいだとおもいます。

悪口でストレス解消できるのならば、みんな発散できているはずですが、毎日そこまで楽しくなさそうです。

それなら、言う必要はありません。
悪口を言わなくても、人生は楽しく過ごせる方法があるので、言わなくていいのです。

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