アイドルにハマる人がいるなら、宗教にハマる人がいてもいいよなあとおもった話

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今朝は、あるアイドルに関するニュースが目に飛び込んできました。

内容的には、あまりよくないニュースでしたが、

ああ、そういえばそんなグループがあったな・・!といろいろと記憶がよみがえりました。

 

中学のとき、わたしが一番仲良くしていた友人が、そのアイドルグループの大ファンでした。

今おもえば、かなりガチなファンでした。

クラスの女子みんなハマってるけど、そのグループってなに・・と戸惑うわたしに、

彼らの新曲が出るたびにCDを逐一貸してくれる、よい友達でした。

 

わたしはアイドルに関しては、どうしてもハマれませんでした。

友人が貸してくれたそのCDジャケットを見つめながら、

明らかにphotoshopで加工されたツヤのありすぎる肌・・・

街中で着たら確実に浮くであろうギラギラした衣装・・・

みんなそろってドヤ顔・・・ファンの心情を完全に悟るのがむずかしかったです。

 

友人は、CDの他に、ブロマイド写真、タオル、様々なグッズを買い集めていました。

もちろんCDは初回限定版です。

すごい人は、使う用と保存用と布教用と3枚購入しますが、

友人は中学生だったこともあり、さすがに多くても2枚までしか買っていませんでした。

 

インターネットでも彼らの情報をくまなく集め、

画像や映像、最新ニュースはいつも欠かさずチェック&収集していました。

 

イチオシのメンバーがドラマに出ると聞けばすかさず録画予約し、

映画に出ると聞けば原作の小説やマンガから勉強し、

恋人ができたと噂を聞けばあたまを抱えて嘆き悲しみ、

彼らに少しでも近づくため、将来の就職先はアイドル事務所のマネージャーもありだと言っていました。

 

熱狂的なファンってすごいなあとおもいました。

わたしにとっては異常なできごととおもいましたが、彼らにとって通常のことです。

 

アイドルに限らず、アニメ、スポーツ、ゲーム、なんでも熱狂的になれば同じです。

お金も時間も、精神、体力、その対象のためにすべてつぎ込みます。

宗教ともあまり変わらないかもなとおもいました。

 

ハマった人はそのひとつのことが正義だと信じているし、

そのことにすべてを懸けることが人生の生きがいだと感じています。

それらの違いがあるとすれば、それに人生を懸けたことによって自分が何を得るかでしょうか。

 

わたしがアイドルにハマっている人のことがよく理解できないように、

わたしが神様を愛することは、神様を信じていない方からすると、

よく理解できない行動に見える場合もあります。

その世界の良さをわからなければ、お互いに理解できません。

 

それは仕方のないことですが、特に日本では、

ハマる対象によって、その人への認識が大きく変わるように感じます。

アイドルにハマっていると聞けば、へーそうなんだとおもえるけれど、

宗教にハマっていると聞けば、この人大丈夫かなと心配します。

 

宗教にハマれば、お金や時間や精神をすべて

宗教によって奪われるというようなイメージがあるかもしれません。

わたしもそのように考えていました。

 

ところで、

オタクがアイドルに使う年間の平均額に関するニュースがありました。

これによると、アイドルのために使うお金は年間約8万円。

しかし、この金額に異論を唱える声も。

「1ヶ月に使う金額だ」という声もあるようです。もっとやばかった。

 

ハマっているという定義が微妙ですが、ひとまず礼拝に行きまくっているのと、

自分で決めたお祈りの時間、神様に祈らずにいるとトイレをがまんしている気分になるというあたりで、

わたしは摂理にハマっているとおもっているのですが、

摂理の教会で過ごす中で、正直、年間でアイドルオタクの方々の半分も使わないです。

 

知人が摂理の教会に通うと聞いて、

教会に捧げるお金である献金について心配する方がよくいらっしゃいますが、

献金は、自分が真心で払いたい分だけ払うものです。極端に言えば、10円玉1枚でもいいのです。

 

10円で払っている人が実際にいるかどうかはさておき、

仮に10円玉1枚を毎週日曜日に払ってみましょう。

1ヶ月で40円、1年で480円。わたしが今日スーパーで買ったお弁当の額といっしょです。

 

オタク活動をしすぎて、失敗したエピソードの記事もありました。

その中で、「友達がいなくなった」「留年した」という話もありましたが、

わたしは摂理で神様を愛しすぎて留年したことはないです。

むしろ御言葉でやる気を出して制作をがんばったら、成績が上がったし展示に選ばれました。

 

友達ではありませんが、摂理の御言葉通りに、

相手を受け入れる心を持ち続けていたら、けんかしていた教授と仲直りできました。

(正直、わたしは悪いことは一切していないのですが)

なので、関係性が壊れたというよりは、修復できたタイプです。

 

アイドルオタクに関して、マイナスのニュースばかりピックアップしましたが、

アイドルオタクを否定しているわけではなくて、

いろいろな面を考えると、宗教にハマるのもアイドルにハマるのも

どっこいどっこいなんじゃないかなあとおもったのです。

 

ゲームにハマって、旅行にハマって、釣りにハマって。

その間、時間やお金や心はそれにつぎこまれていくわけです。

でも、それによって幸せを得たと感じるから問題ないとおもえるのですよね。

宗教に熱中する人も同じです。神様によって幸せを感じるということです。

 

一昔前は、アニメやマンガオタクというと、白い目で見る方も大勢いらっしゃいました。

それが今や、アニメマンガ文化がもっと浸透し、多くの人にとって、理解あるものとなりました。

オタクを受け入れ、自分もアニメを見るようになりました。

 

宗教もそうなる可能性がありますよね。

アニメブームがきたように、宗教ブームもくるかもしれません。

アニメをファッション感覚で見るように、宗教もファッションのように選ぶときがくるかもしれません。

そのような感覚で選んでいては、いろいろと失敗する可能性が高いですが。

 

今は宗教と聞くと毛嫌いする人が多いようにおもえますが、

いつか、多くの人が受け入れるときがくるかもしれません。

 

宗教について、かたくなな心があるひとは、なんだかもったいないなあとおもうので、

ちょっとでも明るく考えてもらえたらいいなあとおもいます。

 

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