実家から通勤?一人暮らし?作業療法士としてリハビリ専門病院に勤務

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 私は作業療法士というリハビリの専門家を目指し、専門学校に通っていました。作業療法士というのは、脳梗塞や脊髄損傷などの病気によって生じた障害に対し、リハビリを通して身体的・精神的に患者様を回復に導く職業です。

 そして夢を叶え、この春からリハビリの専門病院に勤務しています。今回は学生時代の就活で得た神様との経緯を紹介します。

 作業療法士は医療系の分野という事もあり、学校生活は勉強、課題、実習等に追われる日々が続き、いつの間に就活の時期を迎えていました。医療系の専門学校の就活は普通の大学とは違って、エントリーシートを何枚も書いたり、何社も面接を受ける訳ではありません。

 多くある就職先(ほとんどが病院)の中から自分が一番行きたい施設を1カ所選び、面接を受けて、もし落ちたら次をまた探すという、とてもシンプルな就活です。なので大学生の子とは就活の話がかみ合いません。笑

 しかし、それと引き換えに2月末に国家試験という最大の難関があります。医療の専門学生はこの国家試験に合格をするために3年間を送るようなものです。基本的には就活を終えてから国家試験を迎える人が多いため、就職先からは「国家試験に受かったら来てください」という約束をするようになります。

 そして、今は実家に住んでいるのですが、これからもっと自分を成長させたいと思い、この就職のタイミングで一人暮らしを考えていました。
 
 私はいつも実家から聖殿に自転車に通っていました。私は摂理に導かれる前からこの場所が生まれ故郷であり、地元であり、導かれてみたら「こんなに近くに聖殿があったんだ」というような流れでした。しかし、聖殿から距離が遠くなっても一人暮らしがしたい気持ちが強く、それを重点において就活をしていました。

 就活を初めてちょうど半分が経った頃。学校での就職説明会に、たまたま家の近く(つまり聖殿の近く)の就職地が説明会に来ていました。一人暮らしの計画を重視していた私は、家から近いから「とりあえず」という軽い気持ちで説明を聞き、見学にも行くようになりました。

 これまで様々な病院に足を運んできましたが、〝病院〟と一言に言っても、入り口に入った瞬間で雰囲気が違うのです。リハビリ室においても空気感や雰囲気が病院それぞれ本当に違います。きっちりとしたところもあれば、柔らかい雰囲気のところもあったりと、様々です。

 私がなんとなく行ってみたその病院は、驚くほどに雰囲気が良く、とても温かい病院でした。あまりにも良い病院だったので家に帰ってから、お祈りをして神様に聞いてみました。

 「家から近く、とりあえず行ってみた病院がとても良かったです。これはどういう神様のメッセージですか」と。

 しかし、すぐにその答えが来なかったので続けて祈りながら就活を続けました。その後も何カ所も違う病院に行きましたが、その病院(家から近い)に勝る病院がなかったのです。
 
 続けて祈っているうちに衝撃的に感動が来ました。
「あなたが育った地で御心を成しなさい」と、そのような神様からのメッセージを受けるようになりました。自分の考えでは、家から近くて一人暮らしが出来ないと思うけれど、神様は私が育ったこの地で、私が社会人として夢を成すことを願っていらっしゃるのだと心から感動を受けました。

 「あの病院が神様の願う就職地だ」と確信し、すぐに電話をして面接を受けるようになりました。その後、無事に内定を頂き、この春から作業療法士としてその病院に勤めています。

 その病院は昨年に新しく設立された病院です。自分が考えもしないようなところに神様の願いがあり、その御心は神様が前もって用意して下さっていたものなのだと感じました。

 自分が育ってきたこの地で、神様が私と成したい夢があってこのように導いて下さった就職地。大きな感謝が溢れ、私がこの地を任されたから、やるしかない!と希望に燃えている日々です。

 就活だけに限らず、神様は本当にすべてをご存知で、私達に最もふさわしい祝福を与えて下さいます。自分にしかない神様の願いを一人でも多くの人が感じる事ができますように。

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