一体、何度泊まったことでしょう。
青年の家・青少年の家での合宿。
最小10人程度、最高数百人。
普通のホテルや民宿と何が違う?まとめてみました。
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青年の家・青少年の家とは
国・県・市町村、またはそれに付随する団体等が運営しています。
場所によって青年の家と言ったり、青少年の家といったり、違う名前だったりもします。
青年の家・青少年の家の良いところ、メリット
最大の違いは料金
ホテルや民宿は、どんなに安くても一泊5000円くらいから。
これ以下だと素泊まりだったり、ご飯がついてなかったりしますよね。
でも青年の家(以下、青少年の家の意味も含む)では、
学校、青少年団体、青少年教育指導者団体等は、施設使用料がかかりません。
一般利用の団体は、1人1泊につき 800円となります。
宿泊棟ご利用の場合 1人1組につき 200円(大人・子供:同額)
キャンプ場ご利用の場合 1人1組につき 100円(大人・子供:同額)レストランでの食事はセルフサービスのバイキング形式です。食べられる分量を自分で判断し、栄養バランスを考えて盛るようにしてください。(3食食べても1600円)
引用:国立中央青少年 交流の家 御殿場
えー!!!これは凄すぎますよね。
御殿場の青年の家、いったい何回泊まったことでしょう。
10人くらいでも泊まりましたし、数百人でも泊まりました。
他の青年の家でも、一般の施設に比べれば格安です。
大人数で泊まりやすい
数十人規模から数百人規模で泊まれる施設を探すのはなかなか困難です。
しかし、青年の家はもともと大規模で泊まることが想定されているので
お風呂も大きめですし、食事も大人数で一緒に食べられるし、宿泊人数も多めです。
お風呂大きめって凄い重要。
大人数がお風呂に一気に入ると、けっこう時間かかりますからねえ。
日常の世界と離れた場所で過ごせる
大抵は駅から遠めです。
その分、非日常の世界で過ごせます。
施設ごと独自のプログラムがある
オリエンテーリング、魚釣りなどオリジナルプログラムが安価で体験できます!
宿泊施設以外の施設が豊富
MTGしたり、スポーツしたり、合唱練習したり、研修したり。
様々な活動が出来るよう、青年の家には施設が豊富です。
外部施設を借りるのも手ですが、移動の手間を考えると宿泊施設と同じ敷地内にあるのはとても嬉しいですよね。
青年の家・青少年の家で ちょっと努力しないといけないことや違い
青年の家はホテルとは違いますので、約束はきちんと守りましょう!
*施設によっても違いがあります
申し込み手順が通常のホテル等より多い
御殿場青年の家では
・「利用申込書」
・「日程表(研修計画)」
・「食事数・シーツ数届」
・「利用者名簿」
・「利用承諾書」
・「利用団体日程表」
・「宿泊場所割振表」
・「利用団体票・アンケート用紙」
を提出する必要があります。
プログラムを何をするのか?それを予め提出する必要があります。
集まりの時間がある
朝礼や終礼(夕方位)があることがあります。
10分程度と長くはありません。
他の宿泊団体と交流することもできるので、楽しいですよ。
掃除は自分たちでする
大抵、出所の最終日に行います。
シーツは自分たちで取りに行く
決められた所定の場所に取りに行きます。
ご飯とお風呂の時間が決められている
同時に泊まる団体数が多い場合は、レストランや食堂の営業時間内ではなく、決められた時間に食べてくださいと言われることがあります。
早朝と深夜の活動は基本的に不可
基本的に朝早くても6時くらいから、夜は22時頃消灯ということが多いです。
家族で同じ部屋は難しい?
これは施設の空き状況にもよりますが、基本的に男女別部屋で、それぞれ何人という風に部屋は分けられます。
1家族だけの部屋をとるのが難しいケースもあります。(施設によって違うので相談してみてください)
貸切バスor車で行かないと厳しい
駅から近い施設はあまりありませんので、貸し切りバスや車などの手配が必要です。
私が今まで宿泊・利用した施設一覧
国立オリンピック記念青少年総合センター
都心にある施設。駅から施設までは徒歩10分くらいです。
ここはホントに予約激戦。空いてたらラッキーです。
Nature Factory 東京町田
町田の奥にある穴場施設。過ごしやすくて好きです。
食事は自分たちで作るか、お弁当を頼む必要があります。
横浜市野島青少年研修センター
オリンピック青少年センターと同じく、駅から徒歩圏です。
川崎市青少年の家
三浦YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ(旧YMCA 三浦ふれあいの村)
海、砂浜が目の前という、絶好のロケーション。海好きには最適!!!今はYMCAが経営しています。
周辺で美味しい海産物も食べられます。三浦はマグロが有名ですよね。
なんと、その日にとれ立てのマグロが食べられたりも!!超絶品です。
ちなみに混むシーズンは、海に行く道の道路が激混み。
海沿いは混雑回避、抜け道道路が少ないので詰まるそうです。
朝早く行ったり、道路状況を確認しながらいかないと、私みたいに町田から1時間でつくところ5時間もかかることがありますよ^^;
神奈川県立 愛川ふれあいの村
山の中にありキャビンごとに泊まれるので、お子さん連れで多少騒いでも気になりません。
起きた時には、高原の中のような雰囲気です。
雰囲気は私はとても好きです。
県立 藤野芸術の家
芸術の家という名にふさわしい、綺麗な作りです。
「芸術体験工房、音楽ホール、宿泊施設を兼ねそなえたアート体験施設」
ホール、とっても綺麗でした。
山の中の別荘といった雰囲気です。
千葉県立鴨川青年の家
こちらも海が目の前!
三浦ふれあいの村と違うのは砂浜は目の前じゃないけれども、崖の上?みたいな場所にあり、視界がひらけています。
穴場です。
埼玉県立加須げんきプラザ
全体的にコンパクトな作りで、定員も100名。東京からも割と近めなので行きやすいです。
静岡県立朝霧野外活動センター
ここはかなり個性的な施設!
スケートリンクにプラネタリウムがあるんです。
私が行ったときには季節柄、スケートは出来ませんでしたがプラネタリウムは見ました。
とっても綺麗でしたよー!
周りは観光地で、のんびり過ごせます!すぐ近くは広い高原がずーーっと続いています。
初めていくと、施設の急坂にビックリかもしれません(笑)
こちらもGW中の渋滞には注意!東名も中央道も激混みなので、まかりまちがっても混んでる時間帯に突っ込むことはしないほうがいいですよ。
静岡県 国立中央青少年交流の家
全国の青年の家のモデルとして作られたというだけあって、全てがフルコースです。
宿泊人数最大500名。
食事は3食全てバイキング形式。とっても美味しいんですよー!地元御殿場産の野菜やお米が使われています!
宿泊費も、群を抜いての安さ。
広大な敷地の中には、陸上400mトラック、サッカーコート、野球場、体育館バレー3面、柔剣道場、弓道場まで!
研修室が19室、538名収容の音楽ホール、100名収容のログハウスホール、宿泊できるログハウスなどなど。
一度は泊まってみてください。後悔はしませんよー。
あ、一つだけ。お風呂は敷地内ですが独立した場所にあるので、冬は外での移動がちょっぴり寒いかも。でもそれくらいですね。後は何も言うことありません。
福島県 国立磐梯青少年交流の家
山の上にあって空気が綺麗。けっこう穴場です!!
福島県 郡山青少年会館(郡山ウエストスポーツパーク内)
綺麗です!私は泊りしかしてませんが、それでも本当に快適ー。
ベッドがふかふか。もう一度行こうと思っています。
施設の人も親しくしてくれます。
郡山ウエストスポーツパークという名だけあって、周辺は大きなスポーツ施設がずらり!!
冬は雪道の場合があり、ノーマルタイヤでは行けません。そこは注意です。
本栖湖青少年スポーツセンター*今は民間運営
リニューアルする前に行きました。
ここは山中湖や河口湖と違って、落ち着いた雰囲気。こちらも穴場ですよー!