2025年11月9日 主日礼拝<抜粋> 主題:値打ちと価値を学びなさい

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<本文>

新約聖書 使徒行伝7章55~56節『しかし、彼は聖霊に満たされて、天を見つめていると、神の栄光が現れ、イエスが神の右に立っておられるのが見えた。そこで、彼は「ああ、天が開けて、人の子が神の右に立っておいでになるのが見える」と言った。』

新約聖書 使徒行伝19章6節『そして、パウロが彼らの上に手をおくと、聖霊が彼らにくだり、それから彼らは異言を語ったり、預言をしたりし出した。』

新約聖書 マタイによる福音書7章28~29節『イエスがこれらの言を語り終えられると、群衆はその教にひどく驚いた。それは律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように、教えられたからである。』

今日は「値打ちと価値を学びなさい」という主題で元の値打ちと価値について話し、どれだけよく説明するかによって成功と失敗が左右されることを話します。

◎まず序論として今日の御言葉の核を伝えます。

○一つ目の核です。

作品の値段は百万ウォンでも、多くの人たちが貴重に使えば1万倍、100万倍に使われます。これと同じく自分の人生もそうです。

土も元の値段はいくらもしなくても、その土で貴重な陶磁器をつくったら数万倍の価値を持つようになります。それぞれの人もそうです。

聖書の値段は3万ウォン、5万ウォンですが、聖書を読んで神様を信じ救われたら数百億万倍の価値があります。人もそうです。

○次の核の御言葉です。

同じ聖書でも、よく解いて、神様の根本の御心どおりに説明がよくできれば、数百億万倍栄えます。自分の人生も神様の御心どおりによく解いて生きたらそれと同じだということです。

聖書や時代の御言葉をよく説明したら、聞く人の運命も、伝える人の運命も永遠に左右されます。だから祈って、知恵をもらって、御言葉を伝える御力を受けなければなりません。

また、誰がどのように伝えるかによって聞く人の運命が左右されます。

○続けて御言葉を聞きましょう。

◎例えばボールペンの値段は1本300ウォンです。しかし画家がそのボールペンで1億ウォンの値打ちの絵を描きました。そうしたらそのボールペンが使われた価値は元の材料の値段の数十万倍にもなります。

32切りの紙一枚の値段は100ウォンだとしましょう。その紙に画家が絵を描きました。その絵が数億ウォンで売れました。そうしたらその紙は数百万倍の価値として使われたのです。

○みなさんのその値打ちと価値も使われることによって変わります。

○このように「元の値段」と「価値」とは異なります。作品につくって使われたものはそれ一つしかないから、価値としては百倍、千倍の価値があります。しかし売るときはその値段が高くありません。

○商売をする人たちも、材料の値段が1万ウォンなら、労苦して0.5倍、あるいは1倍の利益を残します。

○石や木の傑作は群衆が見物をして見ます。使われる価値が元の値段の数百万倍です。みなさんも手入れをして貴重に使われたら、価値が天にまで高く上がります。

○みなさんの環境もそうです。

○値段より「使用価値」です。値段よりいつも「使用価値」です。どれだけ、どのように使うかによって値段より価値が数百倍、数万倍あります。そのまま使ったら価値が低いです。偉大に自分をつくらなければなりません。つくってから使ってこそ価値が百倍、千倍、それ以上にもなります。

○時計の値段は数万ウォンです。その時計を見て時間を守り貴重に使って多くのものを得たら、その時計の価値は数百倍、数千倍になります。このように、使ってこそ価値があります。

○水石も値段は百万ウォン、1千万ウォンですが、多くの人がその存在物を見て名声を得たら、値段は安くてもその価値は数億になります。

○教育は少ししか受けていなくてもその受けた教育を最高にたくさん使ったら、その価値が最高数百億、数千億になったりもします。このようにその値段とその価値は異なります。

◎自分の精神、心、考え、体を肉的にもたくさん使い、霊的にもたくさん使って霊が救われたら、永遠な価値があります。その価値はお金で永遠に数えても数えきれません。その価値は金(きん)にしたら地球よりももっと大きいです。

だから絶対に救われなければなりません。肉が霊に「心配するな。絶対にあなたを救うから。その代わり、肉と魂が行なうときに来なさい。そして神様をよく信じなさい」と言わなければなりません。

このように人もどれだけたくさん使われたかがその価値を左右します。特に、神様にこの時代に使われる使用価値で左右されます。

○イエス様は田舎で生まれて聖書に預言されているとおりに、貧しく、いいものを食べられず、いいものを着られず、家も見るところがないものでした。

旧約聖書 イザヤ53:2『彼は主の前に若木のように、かわいた土から出る根のように育った。彼にはわれわれの見るべき姿がなく、威厳もなく、われわれの慕うべき美しさもない。』

しかし神様はイエス様によって神様の御心を成しました。イエス様はメシヤ・救い主で、王の王でした。メシヤとして何と2000年間も人々をお救いになりました。その価値は人間として地球ができて以来最高でした。

○その御言葉とイエス様の考えについて行った人も最高の価値の人になりました。このように誰でも神様に使われるとおりに価値が決まります。これは永遠な価値です。

○三位体を正しく知る価値が本当に大きいです。だから「三位体を正しく知る人」は本当に大きい価値の人になります。「時代の御言葉をもって三位体を教える人」がその時代の最高の価値の人になります。

御言葉の価値は神様の価値です。救いの価値です。「神様の御言葉を持ってきた人」がその御言葉を伝えてこそ、死亡圏にいる人が霊も肉も死亡圏から出てきて永遠な生命圏で生きるようになります。だから時代の使命者、救い人の価値が最高に大きいです。その人を通して神様、聖霊、御子の御言葉が来ます。

○その御言葉の値打ちも価値も救い人の価値と同じく、最高に大きいです。この時代には時代の御言葉が千年間続くので、その価値が肉の世界では千年歴史の価値になり、霊の世界では永遠な価値になります。値打ちもそれと同じく、肉では千年歴史、霊では永遠まで続きます。
○人間の肉体も天下を与えても換えられない命の価値があります。しかしその命が救われて生命圏にいてこそ価値が永遠です。救われていない人は結局値打ちも価値もありません。肉が死んだら終わるからです。救われた人は肉が死んでもその値打ちも価値も永遠です。

今日の御言葉の核がまさにこのことです。救われた人の値打ちと価値が最高だというこの御言葉の核を深く悟ってください。

○たとえば、一塊(いっかい)の土の値段は1万ウォンです。その土で陶磁器をつくったら百万ウォン、一千万ウォンもしたりもします。使われる価値です。手箕(てみ)一つ分の土の値段は百ウォンぐらいです。その土で稀少種の蘭や数億ウォンの松の作品を育てたら土の使用価値は数億です。ものすごいでしょう。

○物も自分自身も値打ちがなければ、神様のために最高に価値があるものとして毎日使えばいいです。そのように生きれば霊まで影響を受け、永遠な価値のために使われるようになります。霊が魂と肉と共にもっと輝いて生きるようになったから、自分の人生を永遠に残るようにしたのです。食べ物は食べてなくなっても、その食べ物がその人の肉と骨になり美しくなって、一生美しく生きるようなことです。

○みなさんも神様がこの時代に貴重にお使いになる人たちです。毎日神様の中で聖霊によって体も心も考えも貴重に使われなければなりません。そうするとその価値が肉だけではなく、霊までが影響を受けて、永遠に続きます。存在物が永遠な霊のために使われたら永遠な価値があります。

○神様は聖書を通して、神様を信じず肉だけのために生きたら獣のようだとずっと伝えてこられました。

旧約聖書 詩篇49:20『人は栄華のうちにあっても悟ることがなければ滅び失せる獣に等しい。』(新改訳2017)

旧約聖書 伝道の書3:19『人の子らに臨むところは獣にも臨むからである。すなわち一様に彼らに臨み、これの死ぬように、彼も死ぬのである。彼らはみな同様の息をもっている。人は獣にまさるところがない。すべてのものは空だからである。』

新約聖書 ローマ人への手紙8:5~8『なぜなら、肉に従う者は肉のことを思い、霊に従う者は霊のことを思うからである。肉の思いは死であるが、霊の思いは、いのちと平安とである。なぜなら、肉の思いは神に敵するからである。すなわち、それは神の律法に従わず、否、従い得ないのである。また、肉にある者は、神を喜ばせることができない。』

霊が天の国に来て生きなさいと言ったのに、信じないで苦労し苦痛ばかり味わって死ぬから、神様は「もどかしい。獣のような人よ。本当に悲惨だな」とおっしゃいます。

肉も霊も救われて神様がくださるものを使ってこそ、使うものがすべて価値があります。肉に属した人が使ったら、使ったところで価値がありません。神様もご自身を信じ創造目的を成した人が使ってこそ正しく使っているとおっしゃいます。

◎損得をよく考え、計算がよくできなければなりません。よく悟らなければなりません。また、言葉を本当に知恵深く、知識をもって、権勢があるようによく話さなければなりません。そうしたら覆されます。聖霊の感動で、神様が臨んで、行なうべきです。

○神様、聖霊、主に属したものをよく説明し、よく教えなければなりません。そうしてこそ、食べ物が体に栄養分を与えて残るように、その恵みと真理が霊にまで栄養分を与えて永遠に残ります。

○神様がくださった御言葉をよく聞いて分かり、骨と肉になるようにうまく料理しなければなりません。神様の御言葉は霊の食べ物です。使命者は料理の材料である神様の原本をもらったら、理解できるように説明してあげ、おいしく深みのある味に料理してあげます。

○食べ物は材料によって、料理の仕方によって味が左右されます。人の言葉も説明と感動と実践です。御言葉も材料と説明の味によって感動と恵みが左右されます。

○絵を描いても、誰がどれだけ事実どおりに、個性どおりによく描き上げるかによって値打ちと価値が異なります。造景も数万人の人がしても、みんな個性どおりにします。構想と技術と実力です。

また、イエス様が描いたか、預言者が描いたか、イエス様を信じる人たちが描いたかによって値打ちが変わります。ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどイエス様を信じる人たちの絵も数千億になります。イエス様が絵を残したなら、メシヤだから数百兆の価値と値段になったでしょう。

○神様、聖霊、主についても、使命者についてもそうです。誰がさまざまに説明と証しを最高によくできるかによって最高が決まります。石、木、さまざまな存在物、作品も説明がよくできる人が最高です。伝道するときも説明を最高によくできる人が伝道がよくできます。

○聖書も神様、聖霊、御子、イエス様の御言葉について正しく解き、時代についてよく説明をしたら、最高の価値ある人です。その時は復活の御働きが起こって命の新しい歴史が始まります。正しくできなければ命の御働きが起こりません。

○今日の聖書の本文を説明します。

ステパノが聖霊に満たされて神様の御言葉を詳しく説明したら神様の権能が見えました。

新約聖書 使徒行伝7:55~56『しかし、彼は聖霊に満たされて、天を見つめていると、神の栄光が現れ、イエスが神の右に立っておられるのが見えた。そこで、彼は「ああ、天が開けて、人の子が神の右に立っておいでになるのが見える」と言った。』

霊的な殉教者もいます。ステパノのように肉が死ぬまでして犠牲になり義のために死んだように、そのように犠牲になって生きる人たちも霊的な殉教者たちです。霊と肉の殉教者はその価値がとても大きいです。

○使徒パウロが神様の御言葉をよく伝えたので聖霊の御働きが起こりました。聖霊が臨んだ人が価値のある人です。

新約聖書 使徒行伝19:6『そして、パウロが彼らの上に手をおくと、聖霊が彼らにくだり、それから彼らは異言を語ったり、預言をしたりし出した。』

○イエス様も説教が上手で、神様の御言葉をよく説明してあげたので、みんなが絶対に信じてついて来ました。

新約聖書 マタイによる福音書7:28~29『イエスがこれらの言を語り終えられると、群衆はその教にひどく驚いた。それは律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように、教えられたからである。』

○また、万物を治め、万物と対話もし、対物異言もし、聖霊の9つの賜物をもらった人たちも賜物の価値がある人たちです。

新約聖書 コリント人第一の手紙12:8~10『すなわち、ある人には御霊によって知恵の言葉が与えられ、ほかの人には、同じ御霊によって知識の言、またほかの人には、同じ御霊によって信仰、またほかの人には、一つの御霊によっていやしの賜物、またほかの人には力あるわざ、またほかの人には預言、またほかの人には霊を見わける力、またほかの人には種々の異言、またほかの人には異言を解く力が、与えられている。』

○神様の歴史は完全であってこそ、すべてが完全に解決されます。車も完全に始動をかけてこそ作動してその時にはじめて出発します。また、運転も完全にしてこそ問題なくよく進みます。

○みんな各自そうです。その使命どおりに完全に分かってこそ、神様、聖霊、御子、イエス様とも通じ合います。そうするとその人は肉も霊もペテロのように価値のある人になります。ペテロはイエス様を分かって頭(かしら)弟子になりました。価値のある人です。

◎神様は「このようにしなさい」とだけ話されます。なぜすべきかは教えてくださいません。これは神の秘密です。

○その仕事をどうしてすべきかまで教えたら、人々はそれを目当てにして行なうからです。そうすると神様の言葉よりその結果を大事に思うようになるから、神様、全能者の言葉の権威がなくなります。

○神様に言われた人が神様の権威のために絶対に神様のおっしゃることだけを聞いて聞き従って行なったとき、「こういうことだから、聞き従いなさいとおっしゃったのだな」と悟るようになります。

○やりなさいと言ったときに「ありがとうございます」と言って行なってこそ、みんなが見て神様の権威と権勢が輝くと言います。行なってから見たら、10倍、100倍得たから、その時に聞き従って行なったその人だけが、神様が話されたその価値が分かります。行なった人だけが得てもらう理致です。行なっていない人は分かりません。行なった人だけがどうしてそのようにしなさいとおっしゃったか分かります。行ないの値打ち、価値です。行なう人はその価値が日のように輝きます。

○あとでよい道が出てくるのに前にある悪い道だけを見せて、険しい道に行くようにとただ状況をそうさせます。その道に行ってのみ願っていたことがすべて成されるからです。

前もって分かったら、最初は苦痛の道だから「どうしてこの道に行くのだろう?」と言います。だから行かないと言います。それでも神様は神様に尋ねないで行くようにさせます。神様にこの道がよい道なのかと尋ねたら、お答えになりません。苦労する道で悪い道だと言ったら行かないから、お答えになりません。

だからその道を行きながら「どうしてこの道へ行かせるのだろう?」と思います。コースの初めがよければみんながついて来るから、一人で行くように、悪い道、険しい道に行くようにさせます。そうした時にみんなが一緒に行かないからです。その道の終わりによいものがすべてあります。

○今も神様はこのようになさいます。天の秘密です。これから見てみてください。

○神様はその御心を成されるとき、その仕事の使命者も最初は絶対に分からないようにさせます。善と悪が分立されたあと専門家を通して主人公が悟るようにしてくださったら、その時にはじめて分かります。

○ほかの人たちは、最初はよい道を行って、山を越えてからは苦痛の道、岩壁の道に行きます。

○祝福を受けても最初は分かりません。使いながらも分かりません。思いもよらないように行なわれます。神様がくださって、それをもらって使って行なってからも、話してくださらないから、分かりません。神様はもらった人もサタンも悪魔も悪霊も分からないように祝福してくださいます。

これは無知な人、悪なる人が妬み、嫉妬するかと思うからであり、また奪われるのではないかと思うからであり、それによって憎まれるのではないかと思うからです。

〇最後まで行けば、悪魔、サタン、悪評者、悪なる人にすべて打ち勝ちます。悪は6で終わります。それ以上行けません。善は7まで行きます。もう一つ行きます。神様が、地球がなくなる時までそのように定めておきました。

サタンが一度打ち、善も一度打ちます。善は7回打ちます。しかしサタン、悪は6回しか打てません。結局善なるアベルが最後にすべて破壊し、打ち勝って終わります。

○「祝福は終わりにある。最後まで耐えなさい」という御言葉は過去もしてくださいました。そして最後に祝福をくださいました。現在もこのようにしてくださるから、先生がこのことを信じて、神様の御言葉を伝えます。私が信じる神様だからといって、過去このようにしてくださらなかったのに未来はそのようにしてくださると、よいようにばかり言うでしょうか。そうしたら先生も不安で「してくださらなかったらどうしよう?」と心配をして精神病にかかります。

○過去してくださった神様は変わることなく現在もしてくださるし、現在してくださった神様は時になれば未来もしてくださいます。全能なる神様の変わらない理致の法です。

○神様は人が信じられるように話してくださいます。そうしたら人間が神様がおっしゃることを信じてこそ、神様がご自身のことだと思って、もっと働きかけてくださいます。

○神様がしてくださるとき、人間が立てるべき条件があります。自分が100%神様の心と考えで、その体になって生きなければなりません。その遣わされた人を通して神様、聖霊、御子、イエス様を100%信じて生きなければなりません。時代に遣わされた人、救い人を絶対に信じなければなりません。そうすると絶対に永遠に騙されません。神様の歴史であることは間違いありません。信じて最後まで生きなければなりません。

○神様はたとえ遣わされた人がちゃんとできなくて従う人に問題が生じるとしても、遣わされた人を100%信じて行なったので、神様がすべて責任を取ってくださり、回復するようにしてくださいます。全知全能なる神様の心と意向が大事だということです。行なったことが義なるものであれば義なるとおりにしてくださいます。

○過ぎ去ったらできません。時があるから、すべきことはその時にしなければなりません。時間もそれに該当するその時、その時間だけです。その時その時間が過ぎ去ったら二度とできません。

その時が過ぎ去ったらその時にできなかったことは何なのか分かりません。行なってはじめて分かるのに、行なわなかったから分かりません。だからすべき時間にしてこそ、それによって次の時間の機会の鍵をもらって、また次のことをするようになります。

◎今日、値打ちと価値について話してあげ、神様の御言葉の価値を悟るように教えました。みんな神様に価値あるように使われる貴重な人生になることを祝福します。

聖霊の愛の平安を祈ります。

説教者:チョンミョンソク牧師

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