イエス様が時代を見分けなさいとおっしゃいました。そしてもう一つは「しるしというのは何か。天のしるしというのは、命を救うことが最も大きいしるしだ。他のしるしというのは、命を救うときに、必要なときにその必要に応じて神様の御わざをあらわすことにすぎない」とおっしゃいました。
聖書の創世記から黙示録まですべて神様の歴史は人間を救おうとした歴史です。そこで起こったいろいろなしるしや奇跡は命を救うために起こったできごとです。
それなのにユダヤ人やパリサイ人たちは命に関するしるしのことを知らないで、イエス様に自分たちが考えているしるしを求めたのです。だからヨナの話をしました。ヨナがニネベの町に行って救ったことを話しながら「しるしを見せてくれと言うなら、人の子もそれを話そう」とおっしゃいました。イエス様のときに多くの病気を治し、さまざまな奇跡的なこともありましたが、最も大きいことは、命を救う御言葉を教えたので、その御言葉が今日まで続いているということです。今日においても、しるしというのは、福音で救うことが最も大きいしるしだということです。
パリサイ人たちは他のことをもっと中心に考えましたが、イエス様は命を救うことが最高のしるしだとおっしゃいました。
1999年6月2日(水) 朝の御言葉
時代を見分けなさい
マタイ16:1-4
より抜粋