ユダヤの宗教人たちは律法を中心にして神様を信じて生きました。
律法とは一言で、神様がモーセを通してくださった戒めと教訓を中心とした、神様が預言者たちを通してくださった旧約のすべての御言葉です。
イエス様が現れたとき、律法を中心にして神様を信じるユダヤの宗教人たちは、人間である「イエス」が「全知全能なる神様」を遮り、自称「神様が遣わしたひとり子」だと言って自分を「神格化」していると思い、イエス様のことを誤解しました。
イエス様が「神様がモーセを通してくださった律法」をすべて廃し、自分自らつくり出した言葉を伝えていると思いました。
<マタイによる福音書5章17節>を読むと、イエス様はこのように話されました。
『わたしが律法や預言者を廃するためにきた、と思ってはならない。廃するためではなく、成就するためにきたのである。』
この御言葉のとおりです。イエス様は律法を完全にするために来られました。その約束を、預言を成して完全にするために来られました。
2022年8月14日 主日礼拝
説教者:チョンミョンソク牧師