新約聖書 ペテロ第一の手紙5章7節
神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。
「あなた方の思い煩いを主に委ねなさい。そうしたら主が顧みて下さる」とおっしゃいました。委ねたら主がして下さるという話です。委ねてないことはしてあげることができません。
人々は生きていくときに、将来について現実について、いつも不安、焦りを感じ、心配し、悩んで生きています。全知全能な神様を信じず、その遣わした救う方を信じないところからくる苦痛です。
イエス様は「不安がったり、焦ったり、心配したり、悩んだりしないで、その思い煩いを私にゆだねなさい」とおっしゃいました。主にゆだねたら、たやすく解決して下さるのです。
イエス様の時代の病人たち、様々な貧しさと人生の問題、肉と霊の問題を委ねた人達は栄え、病気も癒され、霊魂の救いも得られました。
委ねなかった人達は救い主イエス様を信じない者になり、自らの病と人生の問題を解決することができませんでした。
主に委ねるということは神様に委ねるということです。イエス様はメシヤとして人生の問題を十分解決することができたし、また大きい問題は神様を通して解決して下さいました。だから全ての思い煩いを主に委ねなさいとおっしゃったのです。
頭弟子ペテロは、自分が思い煩いを主に委ねたら主が自分を大きく尊く使って下さったことを証し、「あなた方も思い煩いを主に委ねなさい」と言ったのです。この時代も同じで、思い煩いを主に委ねるべきです。個人だけではなく、家庭も民族も思い煩いを主に委ねる時、解決して下さるという話です。
2000年11月19日 主日礼拝
より抜粋