命を尽くしたとき得られるー天国は、良い真珠を捜している商人のようなもの

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1997年7月31日に伝えられた朝のみことばより

マタイによる福音書13章45節には天国はいい真珠を求める人のようで、その真珠を見つけたら自分の持ち物を全部売り払って真珠を買ったと書いてあります。

マタイによる福音書13章45-46節
また天国は、良い真珠を捜している商人のようなものである。
高価な真珠一個を見いだすと、行って持ち物をみな売りはらい、そしてこれを買うのである。

真珠を探しまわっていた商売人がいい真珠を見つけたなら買わないでしょうか。値打ちのある真珠なら高いお金を払って買わなければなりません。つまり条件を満たさなければなりません。条件に対する代価です。

そして人は「苦労して頑張っていながらもうまくいかなかったらどうしよう」と心配する必要はありません。すべてはうまくいくようになっています。自分の時にできなかったらその後にでもできるようになっています。苦労したのにできないはずがあるでしょうか。

しかし待つ期間というのがあります。穀物の種をまいても、実を結んで刈り入れるためには8ヶ月は待たなければなりません。種をまいてすぐにできるのではありません。じゃがいもを植えたなら実るべきときに掘らなければなりません。植えてからすぐに行ってみてじゃがいもが成っていないとがっかりしたりします。「種ばかり無駄になった。こんなに実らなくて無駄なことをしてしまった」と言います。少したってから行ってみて、うずらの卵ほどの大きさで成っているのを掘って「ああ、こんなに小さいのか。大きくならない」と言って、その種を買った店に行って喧嘩をしました。「ジャガイモがどうしてこんなに小さいんですか。小さかったんで炒め物にして食べてしまいました」「そんなことはないです。それは小さい種類ではないんです。もうジャガイモを掘ったと言うんですか。まだ一ヶ月は待たなくてはなりません」このように必ず数理的な期間というものがあります。

慌てふためいてやったら違います。ゆっくりじっくり一度でよくやらなければなりません。たとえば一度でよくやったら8日間かかることも、二度でやろうとしたら16日間かかります。倍もかかります。そして材料もたくさんかかります。だから一度でよくやりなさいと言うんです。時間をたっぷり与えるから、ゆっくり、じっくりやって一度でよくやらなければなりません。ある人は急いで5日間でやりました。終わってから間違ったことがわかりました。それでそれを取り外すのに5日間かかるし、やり直すのに8日間かかりました。だから5日間急いでやって、5日間は取り外して、やり直すのに8日間かかったから、18日間もかかったことになります。それくらい大きな差があります。

信仰も一度でよくやるべきであって、慌てて間違ったりしてやり直そうとしたらいけません。とにかく早く終わらせようとしたらうまくいかないんです。慌てる人は遠くまで行けません。マラソンをする人も慌てたりはしません。一度でよくするのも神様に対する高価な真珠です。

いい知識、いいアイディア、知恵が真珠です。真珠というのはどういう意味かわかりますか。私は真珠をたくさん見つけました。真珠を見つけた時自分の持ち物をすべて売り払ってその真珠を買ったと書いてあります。イエス様のときイエス様を見つけて、自分の持ち物をすべて売り払って、心と思いと命を尽くして買いました。人間が真珠です。人間が宝です。このように、いいものを見つけたら、命を尽くしたとき得られるということです。

自分の持ち物になったのとそうでないのとでは大きな差があります。自分の心が自分の所有権にならなければなりません。今まではみなさんの心はみなさんに所有権がなかったので、うまく生きることができませんでした。サタンの主管圏で生きてきたからです。サタンに押さえつけられていたら何もできなくなります。人間は自分の心の畑を買わなければなりません。その心の畑の中には高価な真珠が入っています。それが天国という世界です。心を心で買えるのです。心をサタンから奪い返して初めて正しいものを正しく見ることができます。そうしたときメシアを悟って時代の御言葉も悟れるようになります。

みなさんは畑に隠してある宝を見つけました。みなさんは真珠を見つけた人たちだからこれからは最善を尽くしてそれをやっていかなければなりません。

1997年7月31日(木)朝の御言葉  月明洞オアシス泉の所で伝えられたみことばより抜粋、参照

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