旧約聖書 列王紀下5章を読んでみると、神様が、困っていたナアマン将軍の問題も解決して下さったし、イスラエル民族の困難な事も解決して下さいました。イスラエルはいつもスリヤに侵略されていましたが、そういう事がないように神様の人を通して働きかけて下さり、両方の問題を解決して下さったのです。
実際ナアマン将軍の事だけなら神様が助ける事はなかったでしょう。イスラエル民族を助けなければならない絶対的な必要性があったので、ナアマンの問題も解決して下さったのです。
それによって神様の人であるエリシャの事をナアマン将軍が悟るようになったし、驚くべき状況になりました。イスラエルを敵が攻めてくるたびにエリシャが直接祈って攻めてこれなくした事もたくさんありました。
それを現実の私達の立場で見ると、皆さんを助けなければならないとき、神様は第3者をも助けなければならないという事です。どういうことか分かりますか。誰かが皆さんに害を与えようとしたら、その人を助ける事によって害を加えないようにした事があまりにもたくさんあるという事です。
1999年4月25日 主日礼拝 主題:「まことに私があなたを助けよう」