もうすぐクリスマスですね🎄
みなさんは、クリスマスをどんな日だと思いますか?
家族と過ごす日?それとも恋人??
アメリカではクリスマスは、感謝祭と並んで「家族で過ごす日」というのが一般的だそうです。
日本では「恋人と過ごす日」というイメージもありますよね。
実は日本のクリスマスのイメージって、時代と共に変わっているんです。
大正・昭和の初期の時代には「クリスマスは男性が楽しむもの」という風潮があり、ダンスホールや盛り場でクリスマスのイベントが行われたそうです。お父さんはクリスマスの日は飲んで帰ってくるというものだったみたいです。
それが戦後、核家族化が進むにつれてクリスマスは「家族で祝うイベント」というイメージが定着します。このころに、企業によるキャンペーンでお父さんが子供のためにプレゼントを買って帰る日というイメージも定着します。
そして女性の社会進出がすすんだ1980年になると、「恋人と過ごす日」というイメージが定着します。この時にも多くの新聞・雑誌などで「恋人と過ごす」というイメージを植え付ける宣伝が行われたのです。「恋人がサンタクロース」なんて歌もありました。
これらは宗教色がすっぽり抜け落ちた、イベントとしてのイメージですよね。
宗教歴史を考えたときにはどんな意味があるのかも考えてみましょう。
皆さんもすでにご存じかとおもいますが、クリスマスは「イエス・キリストの誕生を祝う日」です。
イエス・キリストの誕生日というものは記録が残っていないので、あくまで「誕生日」ではなく「誕生を祝う日」となるわけです。
でも、もう少し深く考えてみましょう。イエス・キリストは人類の救い主として神様からこの世に送られました。
だから、単に「イエス・キリストが生まれた」ということではなく、
「神様が私達人間を愛しているから、救うために救い人であるイエス・キリストを送った」という日なのです。
言い換えると、神様が私達人間に最高のプレゼントをしてくださった日。
なので、今年はぜひ、
「イエス様、誕生日おめでとうございます。」と祈るだけでなく
「神様、私達を愛してくださって、救い主を送ってくださってありがとうございます。」
と祈って感謝してみてはいかがでしょうか。
そして、「私達人間に送った」の「人間」は紛れもない一人ひとりの貴方です。
「神様が貴方のことを愛している」「自分自身は神様にとってかけがえのない愛の存在なんだ」
ということに一度目を向けて、
今年はぜひ神様と一対一で対話の時間をもってみるのもいいかもしれませんね。
私が通う天運教会(キリスト教福音宣教会)では有志のひとたちで、アドベント企画実行中!記事やSNSでの発信でつないでいきます。
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