摂理の教祖論 序論
摂理の教祖と言えば、鄭明析牧師とよく言われます。
ですが、摂理に20年以上いる私は、未だかつて、鄭明析牧師が教祖だと思ったことが一度もありません。
そんな私はマインドコントロールされてるのでしょうか。
教祖の定義は、ある宗教や宗派を開いた人のことを言うそうなので
そういう意味では、鄭明析牧師は教祖です。
しかしながら、私は様々な宗教が事件を起こしていた1990年代
たくさんテレビを見て育った人なので
どうも、テレビを通してみた多くの教祖様と、鄭明析牧師がイコールのようには見えないのです。
教祖=開祖とすれば古くは
アブラハム
モーセ
イエス様、
ムハンマド
釈迦
聖徳太子
空海（弘法大師）
親鸞
日蓮
この方々も皆、教祖に入ります。
「違うよー」
ということもあるでしょう。
そもそも教祖は、深い規定などがあるわけでもありません。
先に書いたように、「宗教や宗派を開けば、教祖。」くらいしか辞書には載っていません。
しかし、私と、またこのブログを読んでる多くの皆さんが
教祖というイメージにいつの間にか、あまりよくないイメージをもっているのではないでしょうか。
なんででしょうね。
私の脳内にある教祖のイメージ、教祖の条件
辞書にも教祖の具体的な事項が載ってないので、あくまで私が思う教祖という言葉からするイメージを書いてみます。
信者をアメとムチでうまくマインドコントロールしてそう、なぜか信者がついていく不思議
恐怖感だけでも、良いことだけでも、人はついていかないですよね。
うまく使い分けてそう。
最終的にはマインドコントロールされてるから関係ないのかな。
そうすると教祖はどこでマインドコントロールの技を知るのでしょうか。
学べば誰でもマインドコントロールの技を使えるのかな。
あるミュージシャンが暗闇で、ひたすら罵倒されたというマインドコントロール法を明かしていましたが
そういう方法を全ての教祖様は使ってるのかな。
女性をはべらかして遊んでいそう
教祖と女性はつきもの。
自分の奥さんだけでなく、女性を大奥のように？たくさん従えてそう。
つまり女性が好き。
女性が嫌いな教祖様のイメージが全くない。
殺人事件起こしそう
自分の気に入らない人を殺す。
自分の言ってることや預言が正しいということを証明するために事件起こしそう。
でも自分は直接手を下さず、人に指図してやらせる。
信者からお金を巻き上げそう
お金を巧みな話術でかき集めそう。
だから家は大きい。
小さな家には住まない。
最低でもこのくらいのおうちには住んでそう
自分以外、信じるなという
自分が神だから、自分の言葉以外は信じるなという。
外部との接触をたつから、妙に世間知らず
信者を外部、外界と離れさせるし、自分も離れる。
ゆえに世間知らず。
教えは短い
教祖はある意味、偽物のようなものなので中身が無い。
だから教えはあったとしても短い。
同じことをいっつも繰り返す。
長く話すなんて面倒だから、少なくとも自分はしない。
姿を見せないほうが神秘的で、信者獲得には好都合。
このままだと地獄に行く、不幸なことが必ず起こると言う 決まり文句はそれ
恐怖心から、自分について来させようとする。
摂理って教祖が必要？
完全に私なりの教祖イメージを書いてきましたが、どれも全く良いイメージがありません。
私の中にある「教祖様」はだいぶ悪いイメージのようです。
そういうテレビ番組をたくさん見たからでしょうか。
ブログを読んでくださっている方も、同じようなイメージを教祖という単語に抱いていませんか？？
私が考えたような教祖であれば、摂理に教祖は必要ないし、いてほしくないですね。
私が思う教祖のイメージと、鄭明析牧師の比較
ではさきほど、ずらずらとあげた点について比較していきます。
どなたか一人でも読んでくださったら本望です。
鄭明析牧師のマインドコントロール
マインドコントロールというと、操られて自分が無いみたいな状態のイメージです。
鄭明析牧師と接しながら、私はそのように感じたことが無いんですよね。
逆に、他者への感謝と関心が増えました。
分かりやすいところで言えば、親に対してです。私は、なんでこの両親から生まれたんだろうと思うことがありました。他の家庭が幸せそうに見えたのです。
だから、高校を卒業したら絶対に家を出る！と決めていました。家を出たいから、全て家から遠い短大や大学を受験しました。東京出身の私が北海道や沖縄なども考えたし、海外も視野にいれてました。
でもその私が今はどうでしょう。
両親から生まれて良かったと思います。両親への感謝は、摂理に来る前より確実に大きいです。そういう意味では、心が良い方向へコントロール？されたのかもしれませんが操られて自分が無いという感じはしません。
また、アメとムチは感じたことがありません。
しいていえば、鄭明析牧師はいつも一緒でした。特に変わらないという。
いつも親しげに接してくれたし、海外から来たからと気を使ってくれました。
アメとムチを使い分けるような、そんな姿はこの20年見ていません。
仮にアメとムチを使い分ける人であるならば、私は怖くて接することができなかったはずです。
いつムチが飛んでくるか分からない。恐怖の20年を過ごしていたのではないでしょうか。
女性をはべらかす教祖の姿と、鄭明析牧師
合成した写真みたいなもので、女性をはべらかしてるかのようなものは見たことがあったり
水泳をしてる時に、男性も女性もいるのに、まるで鄭明析牧師がカルト教祖のように
女性とだけ水泳してるかのように切り取って掲載された写真も見たことがありますが
何度も現場にいた私としては、逆に男性といるほうの時間が長いと思うこともたくさんありました。
少なくとも女性をはべらかしてるように感じたことはありませんでした。
写真や映像は、一つの角度しか見ることができないから、そこがいいところでもあり、悔しいところでもありますね。鄭明析牧師の写真と映像を撮りまくってた私は常々、それを感じるしかなかったし、皆さんも感じたことがあるんじゃないかと思います。
ブログで何度か書いていますが、鄭明析牧師が女性好きだったら、
「あれはどうなの、これはどうなの」といろいろ考えてしまうことはあるんですよね。
月明洞の奉仕活動してる時間が本当に長くて。私はその時間、ずーーーーっと見てました。その中で。なんというか、男性としてかっこいいとか思わないんですよね。
語弊があるかもだけど、なんというか、
「わ！かっこいい！！惚れしてしまう！！」とか一度たりともおもったことがありません。
今もです。
鄭明析牧師が女性に好かれようとしていたのであれば
何かこっちがときめくようなことがあってもいいのかもしれませんが
少なくとも私と私の周りでは、そのように思った人は一人もいませんでした。
年齢も自分のお父さんなみに離れてるし、仮に宗教の教祖様のように鄭明析牧師がふるまっていたとしても自分の身も心も捧げるなんて、まずありえない話です。
人を殺したことが無い鄭明析牧師
ベトナム戦争の体験記でもあるように、鄭明析牧師は人を殺したことがありません。
中国で鄭明析牧師に襲い掛かろうとして、鄭明析牧師を殴った人に対しても、殴り返しませんでした。
私の頭の中にある教祖様なら何人も殺してそうですけど
それは無いですね。
虫一匹、りす一匹でさえ大事にする方ですから。
「鄭明析牧師の故郷であり聖地でもある月明洞の岩の下には、死体がたくさんうまってる」という噂が韓国であるそうですが
噂の真偽を確かめるためにどこかの岩を掘り返してみてもいいかもしれません。
岩の下に人の死体がある状態では、岩はあのようには立ちません。
私もずっと工事を見ていました。
この「月明洞の岩の下の死体」について異論があるかたは、どなたかに徹底的に調べていただきたいです。
鄭明析牧師とお金の扱い方
お金と鄭明析牧師にも書いたのですが
お金に凄い欲があるとか、それはありません。
まず欲があるような教祖様だったら、すっごい家建てると思うんですよ。
それこそ100億くらいかけての豪邸とか。
鄭明析牧師が皆に声をかけたら、集められない額では無いかもしれませんがそれはしません。
私が鄭明析牧師の故郷、月明洞で見た鄭明析牧師の家は、可愛らしい小さなおうちでした。
よく縁側で、80歳を超えたお父さんが体育座りをしていらっしゃったのを覚えています。
この赤いおうちがそうです。こちらは90年代後半まで建ってました。
その後、お母さんのために建てられたお家はこちら
素敵ですが、物凄い大きな邸宅というわけではありません。中に入った時も外から見たイメージと変わりませんでした。
また、プレハブのおうちにもよく出入りされてました。
今、月明洞は、殆どが皆が使う場所ばかりです。
自分の故郷に、年間100万人の人が訪れるって凄いことだけど
その立場になったら「うわー疲れるわー来ないで―」とかおもって自分の家だけ建ててのんびり暮らしてもいいはずなんですよね。
自分の実家に100万人も来ないでほしいと思うのは私だけでしょうか。（そもそもそこまで人は集まらないけど）
1000人だって嫌です。そっとしておいてほしい。（そもそもそんなに入らないけれど）
故郷だから大事な場所ですよね。
でも「疲れるから来ないでくださいね」とは言わない。
来た人を熱くもてなす。
来る人の交通費をいつも心配する。そんな方です。
人ではなく神様を信じなさいというところ
御言葉をよーーーく聞くと、「神様を信じなさい」という話は物凄くたくさん出ます。
「私が分かってあげられなくても、神様が分かってくださるから」
ということも以前より、たくさん話しています。
鄭明析牧師だけ信じるようにさせたら、この10年、皆と離れていたわけですから
到底、信仰なんぞ守れません。
私は守れなかった自信があります。
鄭明析牧師だけ信じるなら、祈る意味もありません。
祈りは神様に捧げています。
わざわざ祈らなくてもいいわけです。
鄭明析牧師自身も、教祖のようにふんぞり返っているよりは神様に対して祈っています。
教祖=神=ふんぞり返っていていい、偉いぞ俺
みたいな感じであれば、誰が何時間も祈る必要があるんでしょうか。
私が教祖様だったら絶対祈らないですね。
妙に？世間を良く知っている鄭明析牧師
鄭明析牧師は獄の中に10年いました。
御言葉を見ると、その中に「インターネット」とか「スマートフォン」とかよく出てきます。
鄭明析牧師は今は70代。そして獄の中にいた。
外に私はいるのに、時に私のほうが世の中に詳しくないんじゃないか？とおもうこともあります。
いろんなニュースもよくしっています。
これは鄭明析牧師の弟であるポンソク牧師もそうです。
ポンソク牧師は移動中、よく本を読まれます。
ポンソク牧師が御言葉を伝えてる姿
一度、ポンソク牧師の部屋に行ったことがありますが
見たことも無いような本がたくさんありました。
「三国志の漫画を数回読むことをすすめます」と私は言われたことがあります。
（読んでませんが(笑) 学べるものらしいです）
ポンソク牧師の話には、政治から財界の話から歴史の話など、物凄い博学なので
知識が無いとついていけないときがあります。
到底、小学校卒業と思えません。
鄭明析牧師から、「学ぶ姿勢を学んだ」のだなと感じます。
御言葉は長い
御言葉（みことば）は、短いか長いかと言われたら長いと思います。
明け方の御言葉が全部で毎日15分くらい、主日礼拝や水曜礼拝は一時間くらい。
以前は何時間も御言葉を聞いたことがありました。
よく聞かないと、教祖様のように同じようなことを毎回話しているように思えなくありませんが
しっかり聞くと、多方面から話しているのがよく分かりますし、全く違う話に聞こえてきます。
テープを毎日、呪文のように聞かせたら楽だし、そっちのほうが洗脳できそうですけど
そうされたことは少なくとも私が摂理にいる20年はありませんでした。
地獄の話より天国の話が圧倒的に多い
聖書にもいえることですが、聖書は殆どが天国の話なんです。
イエス様はたくさん天国の話をしてくださいました。
地獄の話もありますが、実は一部分くらいなのです。
イエス様から聖書を習った鄭明析牧師は、同じく天国の話をたくさんします。
地獄の話をすることもありますが、天国の話に比べればそれは少しです。
天国の話VS地獄の話
の統計出してみたらおもしろいとおもいますが
あまりにも御言葉が膨大なので
処理能力のない私にはできません。
摂理に教祖様は必要ない
私の独断と偏見である教祖様記事、いかがでしたでしょうか。
私+どなたか一人でも楽しんでいただけたら幸いです。
最後の結論として、摂理に教祖様は要らないということをお伝えしたいです。
ここでいう教祖様というのは、私が思っているイメージの教祖様。
私は根本の性格が人の言うことを聞かない性格の為、絶対ついていけないとおもうんです。
嫌だと思っても、心の中に閉じ込めておかないといけなかったり
色んな情報が好きなのに、外界と閉ざされてしまったり
無いお金をどうやって献金したらいいんだと思うし
お祈りがこれでも（←）好きなのに、神様に祈っちゃダメ、私の言うことだけ聞いてなさいと言われたら嫌だな。
摂理に教祖様がいなくてホントに良かったです。
鄭明析牧師についてメディアに記事を書くのであれば、ぜひ一度、直接会ってその姿を見てから批判することをおすすめします。
＊教祖のイメージは、あくまで私の独断と偏見です
