ヤコブが父イサクの祝福を受けて、兄のエサウに追われて母の実家に行く途中、踏んだ地があります。その地の名はルズでした。ヤコブはそこで石を枕として寝ました。
その地を離れるとき、枕にしていた石を立てて祭壇を築き、神様に祈りました。その時神様はヤコブに「ヤコブよ。あなたが伏した地をあなたとあなたの子孫に与えよう」とおっしゃいました。
ヤコブはその地の名を「ベテル」と名付けました。神様に約束してもらった地で、「神様の家、神様の聖殿」という名前です。
ヤコブが母の実家で条件を立てて戻ってきたとき、神様の約束通りにその地を得るようになり、家庭と民族を立てるようになり、結局イスラエル民族が成されました。
アブラハムが神様が命じたカナンの地に行ったとき、神様がアブラハムに現われて「私がこの地をあなたとあなたの子孫に与えよう」とおっしゃいました。アブラハムは自分には子供がいない、こどもを生む時が過ぎて不可能だと言いました。
そのとき神様は約束して「来年の今頃あなたの妻サラが男の子を生むだろう」とおっしゃいました。アブラハムはこの話を聞いて、信じて、喜び、その御言葉に希望をかけて神様に栄光を帰して生きました。
結局約束通りに息子が生まれました。これがあの尊いイサクでした。その枝から尊いヤコブが生まれ、尊いヨセフが生まれました。その信仰の足場と土台から結局イスラエルに、神様が全人類に送ったメシヤ・イエス様が生まれました。
神様が約束なさったので得るようになったのです。みんなこのように神様が約束なさったなら、後世まで長く残るように、大きな御働きが起こります。当世だけを考えるのでなく、もらったものを大切に思いましょう。
2010年8月16日月曜日 明け方のみことばより
説教者:チョンミョンソク牧師
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