新約聖書のヨハネによる福音書は、イエス様の弟子、使徒ヨハネがイエス様の行なわれたこととイエス様の御言葉を記録した著書で、より御言葉(みことば)を中心にして、イエス様の品性と行なわれたことを証している福音書です。
使徒ヨハネは鋭利な洞察力と卓越した霊性で、御言葉で来られ、御言葉で行なわれる主を証しました。
ヨハネによる福音書1章からこのことについて記録されています。
新約聖書 口語訳 ヨハネによる福音書1章1節
初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
神様は御言葉で現われて、神様の御心と目的を分からせ、私たちがその御心に従って目的どおりに生きるようになさいます。
それならば、どのように神様は御言葉で現われるでしょうか?ヨハネによる福音書1章14節を読みましょう。
新約聖書 口語訳 ヨハネによる福音書1章14節
そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた。
神様と神様の御言葉は「肉体」になって私たちの中にいます。
だから神様は必ず時代ごとに「神様の人」を送って、地上に「話すべき御言葉」を伝え、御言葉を成していかれます。
旧約歴史は「モーセに命じた神様の御言葉」を中心にして御心を成してきました。
イエス様は「救い」、すなわち「復活」について最もはっきり話してくださいました。
この御言葉が<ヨハネによる福音書5章24節>に記録されています。
新約聖書 ヨハネによる福音書5章24節
よくよくあなたがたに言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをつかわされたかたを信じる者は、永遠の命を受け、またさばかれることがなく、死から命に移っているのである。
神様は「御言葉」で来られますが、地上に、救う人を「ご自身の肉体」として送って、その人が「神様の御言葉」で現れるようにして働きかけます。
2022年8月28日主日の御言葉より抜粋
主題:主はキリストで、神の子でいらっしゃる
説教者:チョンミョンソク牧師